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2011.08.18 (Thu)

マッチポンプ売りの少女

マッチポンプって何かわかりますか?
この言葉はマッチとポンプをくっつけた造語だそうです。
マッチは火をつけるために使うものでポンプは水を汲むもの。
それをくっつけたマッチポンプは自分で火をつけて自分で消すという行為をさしています。
他の言葉で言えば自作自演。
今回紹介するのは現実に起きているマッチポンプの物語です。


マッチポンプ売りの少女




最近本の紹介はあまりしなかったんですがいい本には沢山出会いました。
だけど、今回紹介するのはいい本とはちょっと毛色が違います…。
一読するとなんともふざけた本で書き方もなんとなく悪意に満ちているというか。
だけどこれが実際に起きていることだと思うと先を読まずには入られない、そんな本でした。

この本で取り上げられてるマッチポンプは9つ+αです。
内容はグーグル、某小説の大賞作品、流行、日本ユニセフなどなど多岐にわたります。
ただし、上記のような直接的な表現はしていなくてグーグルは「ゴーグル」とか、日本ユニセフは「日本uniques」とか微妙に表現は変えてあるんですけどね。
だけど、それとしか捉えられない表現や注釈が沢山でてくるのもこの本のふざけているところでしょうか。

けっこう知ってる話も多かったのですが1つ知らなかったことで衝撃的なことが。
税理士の話なんですが、どうやら税理士には2つのパターンがあるそうです。
1つは試験に合格して税理士になる人、私が知ってるのはこのパターンです。
もう1つ税理士になる方法があって、それは税務署(本ではゼイムショーとなってますが…)に23年勤めると無試験で試験がもらえるそう。
これはネットでも確認したので事実みたいです。
この2つのパターンのうち税務署上がりの方は例えば総務などの税理士の知識が必要でない部署からでも資格がもらえるそうで知識がほとんどないまま税理士をやる場合もあるとか。
そして、最大の違いは資格上がりが担当する企業と税務署上がりが担当する企業への税務調査の数とのこと。
税務署にもノルマがあるそうで、下手に知識バッチリで付け入るスキがないような生意気な税理士が担当する企業先へ集中的に税務調査をかけたりすることもあるとのこと。
ただし税理士は絶対税務署の逆らうことはできないそうです。
なぜなら税務署と争うと資格を剥奪する規定まであるそうです。

これが事実なのかネットで探しましたがあるようなないような…。
ちょっとわからないけれど基本条件「税務署上がり」や「ノルマ」の存在はどうもあるようなのでこのような仕打ちがあることも想像できますね。
まだはっきりした情報がないのでなんともいえませんが記憶にとどめておきたいことです。


こんな感じで日本は(世界は?)マッチポンプで溢れています。
本の帯にはマッチポンプの例として

政治家の発言、医局の教授選挙、テレビの評論家のコメントなど。ひと言で言えば、この世の中。

とあります。

世の中=マッチポンプというのは悲観的な見方ですがそういう一面があるのは事実でしょう。
その事実を上手に活かすのがマッチポンプに対する一番の戦い方だと思います。
まだまだ知らないマッチポンプが溢れているのか…そういう意識をもって世の中を眺める必要があるでしょう。
その手始めとして是非この本を読んでみてください。
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