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2011.03.03 (Thu)

非効率の中に存在する効率

今回はこちらのエントリーから。


タダ乗り社員も安心の必読書?『働かないアリに意義がある』


紹介してある本はアリの生態についての本です。
一般的なアリのイメージとしては「よく働く」というもので実際に長い列をなしてエサを運ぶ姿は働き者というイメージにぴったりです。
しかし、どうやら本当のアリの姿というのは「7割ほどのアリは巣の中でなにもしていない」というものだそうです。
ただし、この「なにもしていない」という表現は間違いのようで能力が低すぎて「なにもできない」という表現が正しいそうな。

部屋が散らかっていても何とも思わないない人のように、「これは片付けないと!」と思う感性が鈍い。そのせいで、結果的に巣の修復や幼虫の世話といった仕事を他のアリに奪われ続けているわけです。

そして面白いのがこの働かないアリがいることが長い目でみると理にかなっているそうです。
全てのアリが働き者だと全部がバテてしまったときに働き手がいなくなるという事態を回避することができるとのこと。

自然界は、効率の良さや成果の高さだけで生き残れるほど、簡単なものではない、ということでしょうか。アリの社会は、そんな厳しい状況に対応するために「あそび」や「ゆとり」「無駄」を重視したシステムを採用しているのです。

このようなアリの姿からさらに筆者は人間社会にあてはめてこう展開していきます。

無駄を切り捨て、効率性や生産性を追求することが、長い目で見た場合には本当にいいことなのか。成長企業や経営コンサルタントではなく、ちっぽけな虫から学べることもあるのではないでしょうか。


というわけでアリから学ぶ組織のあり方というわけですがなんとなく分かる気がします。
人材というのは常に均一にすることは難しいし基本的に色々な考え方の人があつまって組織やチームは作られます。
そういう中にあって人材の不均一性はある種のバッファ(緩衝材)として働くと思うのです。
環境は常に変化するので毎回それに対応する形も変えなきゃいけないわけで色々な人材がいるということは強みだと思います。
そしてその多様な人材の中には能力が低い人も入ると思います。
なぜなら組織内の仕事全てが高い能力を求められているわけではないと思うからです。
そういう仕事に高い能力をもった人材を割くわけにはいかない、でもやらないわけにもいかない。
そういう仕事をやってもらう人材も当然必要になるわけでそれはそれで貴重な戦力だと思います。
残念ながらそういう仕事をやって目立ったりヒーローになることはないでしょう。
それでもやるべき仕事ならばその仕事をしている人をないがしろにしては絶対にいけません。
そういう仕事をやってくれている人がいるからこそ組織が動くことを忘れてはいけないと思います。


こういうチームを動かす上で大切なことに「上司は1日一声かける」ということがあります。
上記したような能力は低いけれど、だからこそ割り当てられる仕事をこなしている人にとって大事なのは「承認」です。
ガンガン成果を上げるタイプの人材には必要ありませんが日のあたらない人に対しては「上司の声かえ」を通して職場に自分の存在を感じる場合があると思います。
うちの上司はこれをやらずで出来る人ばかりに声をかけるのでチームがギスギスしてしまっているのでこのことが本当に身にしみます。
この役割は上司以外には出来ない仕事でありチームのマネジメントの上で実はかなり上位にくるのではないかと思っています。
バッファをバッファとして扱うのは一番愚かなんですね。


これからアリの巣を見つけたら違う目線で見れそうです。
働いてないやついないかな?という感じでしょうか。
前の私には無理でしたが今の私にはずっと寛容な目で見て上げれそうです。
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