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2011.01.19 (Wed)

貪欲さ

今日上司からこんなことを言われました。


最近の若者は欲がなさ過ぎる、人の成果も全部自分のものにするくらいの貪欲さが欲しい。


この言葉を聞いて私は悩んでしまいました。


貪欲さの定義が人の成果を奪ってまで自分の成果を上げることなら確かに自分にはその貪欲さをもっていません。
私の仕事は研究ですから人の成果を奪うということはアイデアを盗むということになります。
人っていうのは自分の研究チームにいる人ということもあるでしょうが今日の場合は他所のチームからという意味に聞こえました。
確かに上司は普段からプロジェクトのほかの機関が何か成果をだすと必ずのっかるようにしています。
出てきた成果を追試してあわよくばその先にある成果を先に出したいという意図です。


私はその行為に毎回乗り気ではありません。
人のアイデアを盗んで成果を出しても短期的には良いかもしれませんが長期的には必ず損益になると思うからです。
信用を失う行為をとっていると誰も相手にしてくれなくなるでしょう。
社会において信用ほど重要な資産はないと思います。


というか何よりそういう生き方が嫌なんですね。
仕事じゃなかったらそれが自分になて損益になってもそういう生き方をしたくないです。
そんな行為をして得た結果に価値を感じないというのが正直なところです。


じゃあ何を悩むかというと上記のような考えは持っているもののあまりにきれいごと過ぎないかということです。
自分の人生を歩んでいるんなら自分の考えに沿って生きればいいですがこれはあくまで仕事上の話になります。
とくに研究分野で生きている私は「利益にうとい」というコンプレックスがあるのでなおさらです。
普通のビジネスマンならがっついてでも利益をとっていくものなのか…と悩んでしまいます。
しかしだからといって信頼をそぐような行為は組織にとっても個人にとっても不利益だと思うし…という感じでどうどうめぐりです。


しかし1つの考えがあります。
それは今流行りのドラッカーの言葉です。


マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、はじめから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。


そう、何よりも大事なことは真摯さであると説いています。
少なくとも上司が言った行為は私には真摯さを欠いた行為としかとれません。
私にとっての貪欲さは自らの手で切り開いたアイデアを真っ向勝負でとことん突き詰めていくことです。
そしてそのアイデアが奪われそうになったら全力で戦います。
もしかしたらこの考えはビジネスの世界では全然甘いのかもしれません。
駆け出しの自分ではまだはっきり判断ができるほど世界が見えていないというのが正直なところです。
しかし、もし私が後天的に獲得することのできない資質を持っているならばそれは1つの武器なのでこれを有効に使わない手はありません。

私にとっての貪欲さは真摯に戦うことです。
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