*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2011.01.12 (Wed)

経営の教科書

前回のエントリーに引き続き今回も経営に関する本の紹介です。


社長が押さえておくべき30の基礎科目 経営の教科書 / 新将命




前回紹介した本の著者はコンサルという立場でしたが今回紹介する本の著者は実際に社長としての経験から語っています。
しかも超大手企業で社長職3回、副社長職1回とこれまたすごい経験の持ち主でありやはり現場で培った生の意見を述べてくれます。


この本の面白いところは各章のタイトルの繋がりがよいところです。

第1章:厳しい環境だからこそ、語れる夢があるか
第2章:その夢は、社会にとって役立つものか
第3章:夢を語れるだけでなく、目標にして示せているか
第4章:目標を実行に移せているか
第5章:目標に向かってともに進める社員がいるか
第6章:心の通うコミュニケーションはとれているか
第7章:バトンを受け継ぐ者を育てているか

もうこれだけで著者の大事にすることがわかりますよね。

会社に必要なのは社会にとっても役立つような夢を社員と共有することであり、その夢を具体化して実効に移すために社員を育てる必要がる。最終的には自分の代わりなるような人材を育てることが重要である。

こんなところでしょうか。
上記したように現場からの生の意見ですが書いてあることは非常にオーソドックスだと思います。
ただそれを強調するということはいかに企業がこれらのことをできていないか示すものであり著者の意見もそのようです。
確かに少なくとも私が関わったことがある企業でこれらのことが徹底されていると感じだ企業はないです。
うちの社長や役員も読んでほしいくらい…。
社員という立場からみて「そう、これをやって欲しいんだよ!」と思ってしまうものばかりでした。
特に第5章にある「社員にとっての悲しいこと四つ」を上司が認識しているかどうかは重要だと思います。


①会社から何を期待されているかがわからない
②結果は出したが、それがどう評価されているかがわからない
③成果が評価・処遇にどう結びつくかがわからない
④将来の方向性が見えない



これは「会社」を「上司」にしてもあてはまるのではないでしょうか。
まさに今の職場はこの四つに悩まされています。

例えばうちの上司は思いつきでポンポンものを言うためいったいどれが一番やりたいことなのかがわかりません。
その全てに応えることは不可能だしだからといってやらないわけにもいかない。
結局自分は何をやるためにいるのか…?そういう疑問に陥っている人がたくさんいます。
幸い私はプロジェクトのほぼ全体の情報を得られる立場にあるので何とかその情報から私なりの優先順位をつけて仕事をしているため上司からの指示が本筋なのか枝葉なのかわかります。
しかし、それがわからない立場にいる人もいるのでそこをなんとかフォローしてやっているのが情況です。
本来は上司の仕事なのに…と思いつつもマネジメントのいい経験だと思ってやっている状態です。

どう評価されているのかわからないというのも非常に辛いものだと思います。
自分の仕事を正しく評価するためにはその前後の情報が重要です。
いろんな関係があるなかでの仕事なので全情報を抱えている上司しか判断しにくい場合もあります。
ですから常に上司と部下での情報のフィードバックをしなければいけないのですがそこを怠ると部下はだんだん自分のやってることがよくわからなくなってきます。
そのせいで仕事のアウトプットの質も悪くなっていきますが上司はその原因に気づかないで怒ってばかりだと最悪です。

成果が評価・処遇に結びつくかどうかは直接やる気に繋がるのではないでしょうか。
例えば私の派遣の世界で一番分かりやすい評価が派遣先との「契約料」です。
1時間あたり〇円とはっきり出るのでこれほど分かりやすい指標はないでしょう。
ですから当然良い仕事をしたら契約料が上がると思いますが契約の仕方次第ではそうなっていない場合もあります。
例えば3年契約で3年間一律契約だとしたらどうでしょうか。
3年後に上がるのを期待して頑張れという人もいるかもしれませんがそれは酷というものです。
同じ3年でも成果に見合う対価を一定の期間(半年とか1年)で受けなければモチベーションも下がるでしょう。
現在の職場はこの点はよくてしっかりフィードバックを受けているように感じます。
しかし、辞めさせる人材を辞めさせないという点では最悪かもしれません…まぁ日本の企業はどこも似たようなものかもしれませんが。

将来の方向性が見えないというのは仕事の質を下げる最大の要因だと考えます。
将来があるから今やるべきことが見えてくるのに、将来どこへ行くのかもわからず現在の仕事の質を上げろという方が無理です。


これらのことを総合すると「情報共有は企業の生命線である」といえます。
また、これらのことを今の職場で嫌というほど知らされました。
たとえ社長や上司に「やりたいこと」「社員に期待すること」「会社の方向性」などがあっても社員に伝わらなければまったく意味がありません。
この情報の共有化をするだけで生産性は何倍も上昇するのではないでしょうか。
そのために第5章で社員にたいしてどうするかを語り、その方法論として第6章にコミュニケーションを説いたのだと思います。
この本を上司と会社の社長・役員にプレゼントしたいところですが…逆にコミュニケーションが悪くなりそうなのでやめておきましょう。
スポンサーサイト
05:23  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://asepticroom.blog31.fc2.com/tb.php/733-0a9f023f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。