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2010.12.18 (Sat)

日本の今

前回のエントリーに続き世界における日本の存在感に関するエントリーです。

きっかけはtwitterでの城氏のつぶやきでした。


某旧帝大が中国の清華大学との提携を申し込んだところ、「うちの学生を日本に送るメリットがないから」と断られたそうだ。日本の大学の進路指導担当より日本のことをよくわかっていらっしゃる。


私は予備知識として中国にとって魅力的な留学先は先ずアメリカであることは知っています。
というかアメリカへの留学は世界中の学生にとって魅力的なものであることは間違いないでしょう。
そして日本はある意味で言えば「アメリカに行けなかった学生」が行く国という位置づけになります。
これは残念なことですが日本にとっても留学先としてのアメリカは魅力的なものでありこれは覆されないでしょう。
この程度の認識はありました。


しかし、今回ははっきりと「日本に送るメリットがない」と断言しています。
これはアメリカの2番手・3番手にすらなれない、ということを示しているのではないでしょうか。
上記の城氏のつぶやきから一気に波紋が広がり様々なつぶやきが見られました。


以下はつぶやきまとめサイトより転載


でも、新興国に「君らの国では学ぶことも働くメリットも無いから」って面と向かって言われるってのも凄いよね。そりゃニートが増えるわけだよ。

ハーバードはじめ米国一流大学が大学院生を奨学金付でリクルートしにくる位優秀な学生多いらしいですからね。

今の中国の学術界は、日本をパートナーとも競争相手とも見ていない。北京大や清華大にいる日本の大学の卒業生を通じて細い糸がつながっているが、10年、20年後はわからない。

大卒以上の高度人材から見た労働市場の魅力度ランキングで、日本は中国はもちろんインドネシア、フィリピン以下の44位。なので「日本に教え子は送らない」という中国の大学も「働いたら負け」という日本のニートも、実は意外と合理的。

一番非合理的なのは、高度人材のはずなのに、こてこての日本企業で低付加価値業務に従事しつつ、負け確定な社会保障その他を天引きされ続けている和製エリートかな。

僕がイマイチ移民受け入れに乗り気じゃないのは、こういう構造的課題をほったらかしたまま移民解禁したら、ものすごい質の低い人材しか来ないだろうと思うから。凄く殺伐とした社会になると思うよ。

外資企業にとって既に日本人は日本専用人材という位置づけ。2020年には多くの日本人が中国台湾韓国シンガポール人エリートの下で働いていると思う

そういや近所のコンビニで一番仕事ができた日本語ペラペラの中国人店員も「もう日本いる意味ないよ」と言って中国に帰っちゃったなぁ




これが現実なんだなとバイオ業界の激動よりさらに驚きました。
大卒以上の高度人材から見た労働市場の魅力度ランキングで44位であるという事実はけっこう思いですよね。
だってそんな国で働いているわけですから。
その原因はなんだろうと考えると経済の先が見えないのに関わらず酷い労働環境にあるという現状が大きいのではと思っています。


日本ではすでに高度経済成長を終えてキャッチアップ型の仕事の仕方が終わりました。
そしてアメリカを見ると良く分かるようにGoogoleやAppleに代表されるようなイノベーション型の時代になっているというのがアゴラ等で見られる共通認識だと思います。
しかし、昔を引きずりいつまでもキャッチアップ型の手法で勝負する日本に経済に関する希望が見られないのは当然なのかもしれません。
すると年功序列で歳だけ増えれば給料も増えていた頃とは異なり年収の「頭打ち現象」が起きています。
実際にある年度に入社した社員から給料制度ががらりと変えるなど世代格差が非情に大きくなっています。
そんな閉塞感漂う会社を飛び出ようと思っても年功序列とそれに伴う新卒一括採用のシステムにより労働人口の流動性は極端に低くある程度歳をとれば会社を辞めるリスクは極端に高くなります。
つまり日本は経済の先も見えず給料も上がらないけれど会社に縛られたままの息苦しい社会ということです。


自分で書いてて暗くなりましたがこれが現実なんでしょう。
しかも上記したのはあくまで「正社員」になれた人の現状で「正社員」になれなかった人の現状はもっと恐ろしいものです。
一度新卒採用で弾かれた人間にセカンドチャンスを与えない国では例え大卒という肩書きを持っていても意味をもちません。
それこそ一度結婚などで辞めてしまえばどんなに優秀な女性でも前回と同じようなキャリアは描けないのです。


こういった現状を踏まえながら今後のキャリアを築いていかなければ見誤りそうです。
これらかの時代は日本でも「チャレンジしないことがリスク」になる時代になるのだと思います。
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