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2010.08.16 (Mon)

電子〇〇

今日は前にもとりあげた電子○○に関するエントリーです。


最近は電子カルテや電子教科書などについて批判的な意見が非常に目立つと感じています。
もちろん賛成意見もたくさんあるけれど批判的な意見に勢いがでているように思えるのです。
もちろん新しいものが出れば賛否両論、それぞれの意見をぶつけ合うことでよりよいものになっていくため批判がでるのは健全なステップだと思います。
しかし、この電子○○に関することについてはそういった健全さを感じません。


電子○○に対する批判のもっとも多いパターンは「紙じゃないと○○の良さがない」というものです。
これは例えば「紙独特の味わいがない」など紙の良さをだして批判するパターンです。
しかしこれは非常に感情的な批判の仕方でありまったく意味のないものだと思います。
個人的に「紙が好きだ」ということを「電子と紙」の構図の中に当てはめてもまったく議論に幅がでません。
自分がどちらが好きかという問題ではないのです。


では建設的な批判とはどういうものでしょうか。
私が最近みた例として池田信夫氏の電子教科書に対する批判です。

「デジタル教科書」というバラマキ

いま日本の教育の抱えている問題は、単に「デジタル化」することで解決するような簡単なものではない。英語教育ひとつとっても、TOEFLで北朝鮮にも負けるような状態なのに、英語のしゃべれない教師をクビにできない。ちゃんとした教育をする学校を選ぶと、高いコストがかかる。文部科学省と日教組がタッグを組んで競争を排除しているため、一律で非効率な教育システムが変わらないのだ。こんな状態で生徒に端末を配っても、昔のBTRONのようにゴミになるだけである。


電子書籍はむしろ強く推進している方なのでてっきり賛成だと思っていましたが上記の通りです。
この批判の建設的なところは「そもそも電子教科書を入れる意味は何なのか」という本質で話をすすめているからです。
電子教科書は「日本の教育を良くするため」に導入するわけですが、その導入先のシステムがどうしようもないことになっているのに優秀な端末(例えばiPod)を入れたところで改善がなされない、という趣旨の反論だと理解しています。
私自身は電子教科書そのものには賛成ですが非常に考えさせられる意見だと思います。


残念ながらこういう建設的な批判は少数派で感情的なものは既得権を守るための批判が多いように感じます。
電子カルテに対しては医師会が反対しているようであり、医師の数を増やさないなどますます自分達を守る方向へ向かっているように感じます。
しかし、数日前の医師をしている友人と話したところ電子カルテに非常に賛成しておりむしろ導入して欲しいとの意見もでました。
しかし縦社会の医師の世界では若手の意見など通ることはないと思うので、当分の間「ユーザーのための医療」はでてこないでしょう。


何か新しいものがでてきたときに、それをすぐ使えるか、それともかまえてしまうかで今後の人生は大きく変わると思います。
「とりあえずやってみる」この姿勢でいてもなんら痛みはともわない、ということを知らない人達は「とりあえずやらない」ことが大きなリスクであることに気づくまで動けないのかもしれません。
私としては今回とりあげなかったけれど「電子書籍」がさらに進化して使いやすい形にならないか期待してやみません。
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