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2010.05.22 (Sat)

全国共通電子カルテに全面的に賛成します

今回は電子カルテについての話題です。


全国共通電子カルテはいらない 井上晃宏(医師)


孫正義氏の「光の道」プレゼンファイルでは、「全国共通電子カルテ構想」が、70ページのうち9ページも占めている。FTTHをメタル線に替えて全国に配置すれば、共通電子カルテで診療は効率化され、医療費が3割も節約できるというのである。残念ながら、見当違いの妄想だ。医療施設間でカルテ共有化ができない理由は、通信速度ではない。患者情報保護だ。


私はあまり体が強くない方なので昔から病院をよく利用します。
そういう人間から見るとこの医師の発想はあまりに利用者のことを考えてないとしかいいようがありません。
病院が変わるたびにすべてひっくり返しながら治療を受ける身のことを一切考えていないのでしょうね。
もし電子カルテの共有化ができるようになれば今までどんな症状がでていて、それに対してどのような治療行為をして、その結果が良いか悪いかがすぐわかるわけです。
そんな便利なツールを作成する努力すら感じられないこの一方的なエントリーは「競争のない」ビジネスに携わっている医師ならではの感覚だなと痛烈に批判したいです。


この方が問題にしている患者情報保護に関しても恐らくやりようによってはいくらでも方法があるでしょう。
そもそもネットの利用で「情報保護」は全て分野に付きまとうわけで、それらをクリアしながら色々なサービスができあがっているのではないでしょうか。
ネット上のHDと言えるようなサービスも今や無料で2Gまで利用可能などいくらでもあるわけですしできない理由の方が思いつきません。
また、エントリーのコメントの中にもありましたが「電子カルテをICカードにして自分で保有する」というのも非常に有効な手段ですね。
恐らく「本気でやる気があれば」絶対に可能な技術であるにも関わらず現場の医師が及び腰なのは「それをやられるとまずい」というのが本音ではないでしょうか。
カルテが自由に使えれば病院も自由に変えられるし、そうすれば今よりもより競争的な環境になるからそれはマズイ、ってことではないかと勘ぐってしまいます。


今の時代はどちらかというと「ツール」そのものはすでに完備された状態です。
もちろんこの先も益々ツール自身が発展していくことは間違いないでしょうがそれでも10年前とは環境が全然違います。
今はそのツールをいかに「サービス」につなげるかが重要であり、その気になるかどうかだけが問題でしょう。
「情報保護」なんてまるでお客のことを考えているようなそぶりをする人間には辟易します。
「できない理由」を考える前に「いかにしたらできるか」を考える人間こそこれからの時代を作っていくのはないでしょうか。


*ちなみにその手段として孫さんのいう「光の道」を使うということに関する是非はまた別の問題です
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10:19  |  社会・政治  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

★カルテを他人が読んでも何もわからない

>もし電子カルテの共有化ができるようになれば今までどんな症状がでていて、それに対してどのような治療行為をして、その結果が良いか悪いかがすぐわかるわけです。

 わかりませんね。カルテって、他人が読むことを前提にして書いてないからです。医師個人の覚書以上でも以下でもない。
 だから、他人に情報を提供する時には、書いた本人が、情報を整理予約した「紹介状」を書くんです。
井上 晃宏 |  2010年05月22日(土) 14:37 | URL 【コメント編集】

ご本人からのコメントありがとうございます。

「他人が読むことを前提にしてない」とありますが、ではそもそもその発想を変更することはできないのでしょうか?
「情報を整理予約した紹介状」とありますが、その前提で患者の状態を常に把握することはできないのでしょうか?

できない続きでは恐らくサービスは低下していくと私は考えます。
それに少なくとも高度医療でない限りは「まったく把握できない」という考え方にそもそも違和感を覚えます。
また、昨今よく話題になる「セカンドオピニオン」というものの必要性は現場でも感じるのではないでしょうか?
事実、私はたいした病気ではないにもかかわらず病院を変えただけで劇的に良くなったことを経験しています。
そのような情報の共有化という意味でも「共通電子カルテ」は重要だと私は考えます。
管理人 |  2010年05月23日(日) 15:46 | URL 【コメント編集】

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