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2010.05.18 (Tue)

「感情から数字」ではなく「数字から感情」への転換

今日のエントリーは漫画「マネーの拳」を取り上げます。
この漫画は受験を題材に取り扱った「ドラゴン桜」を書いた三田紀房氏の作品です。
ドラゴン桜の題材は上記したように「受験」でしたが、こちらは「ビジネス」「経営」が題材となっています。
この漫画を読むと会社を経営するということがサラリーマンとして働くことといかに違うかを思い知らされます。


よく「社長」として大事な資質は何かという話がありますが私が一番よく聞くのは「お金に執着があること」です。
会社は利益を出し続けることで生きていけるわけで、その会社のトップである社長がそれに対して最も執着心をもっていないといけないわけです。
人間はどうしても「感情」というものが先行してしまいがちですが「感情にとらわれた経営」というものは遅かれ早かれ破綻することになります。
この「感情」というのは三田氏の一環したテーマのように感じるもので、ドラゴン桜でも散々でてきたワードです。


この「感情」というものは日本において大きなテーマの1つではないでしょうか。
教育にしてもビジネスにしてもなんとなくみんなが大事にしなければいけないもの、という共通の感覚があるように思います。
しかし三田氏の場合は常にその逆を提案し「数字こそ命」というテーマをどんな作品でも掲げているように思います。
本来毛嫌いしてしまうような表現ですがあえてそれを前面に出すことで魅力を生み出しているように感じます。


さて、このマネーの拳ですが登場人物が本当に面白い。
いかにも自分自身のような「感情」にとらわれる人材と「数字こそ命」としてどんどん利益を出していく人材の激しいバトルが展開されます。
数字を大事にする人々のやることは漫画だから表現を誇張しているのか、現実もそんなものなのかわかりませんが一見えげつないように思えるでしょう。
というか物語前半は本当にえげつないです。
しかし、その本意がわかってくる後半は非常に論理的に感じるしそれが魅力にもなっています。
そして最終的には「数字」にこだわって結果をだせば人の感情は結局満足がいくということを示しています。
もちろんあくまで「漫画」なので結論ありきでストーリーを作っているわけですが共感できる部分は多々あります。


最近私が仕事上で感情との対峙をしたシーンは機器を発注するため商社の営業さんしたやりとりです。
うちの職場はかつて同じ商社の営業さんばかり使っていてそのことを私は不満に思っていました。
その営業さんは確かに優秀ではあるんだけどやはり同じ人にだけ頼んでいたら絶対金額的には高くなるしリスク管理という意味でも分散させたいという思いがありました。
そこで、色々試してみて現在は複数の商社さんとやりとりをしています。
そんな状況の中久しぶりに高額の機器を購入することになったのですがそこで問題発生です。
そこの機器メーカーが正規に利用している商社さんは前に色々不手際を起こしていたので私の判断でそこを利用したくないといいました。
そして他の商社に見積もりを取らせて1円でも安くしたところから購入するということにしたのです。
そうすると当然ですが金額は予定よりもずっと下がり、そこからさらに検討して最終的には数百万くらい安くなりました。
なんだか機器の値段のつけ方がいまいちわかりませんが、それはともかく「感情ではなく利益を最優先させた」という実例です。
でも実はこのやり取りって正直に言えば心の中でどこか抵抗があったんです。
やっぱり正規の商社をこちらの都合で勝手にけってさらにガンガンに絞っていくことはあまり気持ちのいいものではありません。
しかし、両者にとって長期的に見た場合本当に大切なのはやはり「利益」を優先させることではないかと今では考えています。



このようにドラゴン桜でもマネーの拳でもどちらもある意味で非常に冷たい判断の連続です。
そんな2つの漫画に共通なのは「数字」だけではなく実はその反対でもある「情熱」というものだとも思っています。
ドラゴン桜で私の一番好きなセリフは散々受験テクニックを教えつつも根っこにあるものは結局これなんだと言わしめた下記のセリフです。

真面目に努力…これが成功への一番の近道なんだよな

そして、マネーの拳では冷徹に数字を求め続けたけれど根っこにあるものはやはり想いなんだと言わしめた下記のセリフです。

商売をする目的は人を幸福にするため

どちらも漫画を全巻通して読むことで本当の意味が伝わると思います。
下手な自己啓発書なんかよりずっと価値があるであろうこの漫画、特に商売から遠いポジションで働いている私のような方には特にお勧めです!
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