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2010.03.14 (Sun)

起業を潰す国

非常に面白い題材があったので紹介します!

起業したい若者に対する大人の本音


内容を簡単に説明するとエントリーの著者は「日本の若者の起業率が低い原因」の1つに「起業する若者に対する世間の目が冷たい」ということを考えました。
そこで1つの実験としてインターネット掲示板「発言小町」で若者のふりをして「日本のメーカーが嫌だから起業したいんだけど、どう思う?」と相談しました。
その結果は予想通り批判の嵐で「やっぱりね」という結論です。



私自身は非常に面白い実験だと思うんですが、リンク先のコメントを見るとここでも批判の嵐です。
確かに嘘をついて実験したことや、1つの掲示板を利用しただけで結論付けることに無理があるという意見はもっともだと思います。
しかし、発言小町や紹介エントリーのコメントから自分が感じることは日本に「批判の精神」が根付いているなと思い、そのことが重要な問題点ではないかと感じました。


ここからは感覚的な話になります。


時々聞く話として「日本は嫉妬の社会、アメリカはヒーローの社会」というものがあります。
これがどれほど現実を反映しているか証明しているデータを見たことがないのでなんとも言えないのですが感覚としてはあっているのではないでしょうか。
マスコミの報道の仕方もまさにそれを反映していて、最初は散々持ち上げて少しでもボロがでれば一気に叩くというやり方がまさにそれです。
自分のことは棚に上げてとにかく目立った人間が少しでも悪いこと(と言い切れないようなこと)をすれば叩いてスカッとする。
そんな性質を感じてなりません。


しかし、批判からは何も生まれません。
もちろん、犯罪行為や悪事等の法律に違反しているようなこと、他人を傷つけることを目的としたことなどを批判することは大事だと思います。
ただ、それはあくまでそういうケースに対してであり「アイデア」に対して批判することは何も意味がありません。
今の日本経済に足りない要因として「イノベーション」が挙げられますがイノベーションは誰にも予測することはできません。
ですから数多く生まれたイノベーションをとにかく試して残ったものが良いものである、という考え方しかとれないわけです。
また、起業も同様です。
日本より多くの起業環境が整っているアメリカでも企業というのはうまくいくものの方が少ないのです。
正確な数を忘れてしまったのですがだいたい100社が起業して最終的に残るのは1くらいだったように思います。
その「生き残った企業」を最初から予測することは不可能なので多くの起業家が挑戦することでそれを補うことができます。



上記のことを踏まえて今回のケースを考えると、そもそも若者の提案に批判する必要はまったくないのです。
たしかし原文を見ると「なんだか軟弱なことを言ってる若者だ」と憤慨する人がでてきそうな書き方です。
しかし、それに対して批判する必要はなく、もし軟弱だと思えばスルーすればいだけの話です。
それなのにまるで説教するような口ぶりで「自分は正しくてお前は間違っている」というニュアンスがビンビン伝わってきます。
少なくとも私は「相手のことを思ってアドバイスしている」というようには感じません。
さらに言えば「起業する」ということは軟弱でもなんでもありません。
もしそれが軟弱だと思うなら「あなたなら起業という決断ができますか?」と聞いてみたいものです。
むしろ起業家が1人でも増えることは日本社会にとって大変すばらしいことです。
アメリカからgoogleやApple、Microsoftが生まれた理由をもっとよく考えるべきだと思います。



最初に言いましたが今回の実験に問題がないわけではありません。
ただ、それ以上に面白い実験であると感じます。
インターネットの世界はすべて「自分で判断して自分で行動する」ことが原則なので若者のフリをして実験的質問をしたことも悪いこととは感じません。
そろそろ誰かに頼ることを前提にした社会ではなく「自ら社会を創り出す」という社会へと成熟する必要があると、今回の実験を通じて思いました。




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