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2010.02.14 (Sun)

教育改革・続編

前々回のエントリーの話題についてさらに展開がありました。

天才小学生たちはどこに消えた?

この著者は前回は「中学受験こそエリート」という趣旨で話を進めていましたが一転して「エリートは社会にインパクトを与える人材にはなりえない」というような趣旨になっています。
というか、ある意味では「筋が通っている」のかもしれません。
中学受験でのトップクラスは日本でのエリートなのは間違いないわけで、そういう意味では確かに「中学受験こそエリート選抜の本命」である。
だけど、そのエリートが社会にでてどうなるかまでは気にしていなかったので今回のエントリーで「じゃあそのエリートに価値はあるの?」という流れなんでしょう。
そして下記のように論じます。

日能研や四谷大塚の模擬試験で全国順位1桁台を連発し、圧倒的な力の差を見せつけていたあの神童たちの将来が、大学病院でひーこらひーこら風邪を引いた老人の相手をしている年収1500万円の平凡な勤務医というのは、やはり少々期待はずれといわざるをえまい。
もう一度いっておくと、お医者さんというのは金融業のような賎業とは違い社会的地位も高くすばらしい職業とは思うが、あの天才小学生達の将来だとすればなんとも小さくまとまったという感じがするのである。


まさに著者の言うとおりで「医者」や「弁護士」は社会的地位も高いし年収も高い、だけど「トップエリートの人材」が就く職業としてはむしろ物足りないのかもしれない。
もちろん医者なんかは「高度医療」があるのである一定数はエリートが行くべきだけど全員がなる必要はまったくないですよね。
こういった「エリートの社会的損失」の構造についてJoe's Loboの城氏はこう論じます。


公教育から生み出せる人材は、社会のニーズとずれている

・詰め込み教育は効果ゼロではないが、それだけでは実社会であまり役に立たない
・大学4年間の高等教育がとても重要。そこを無為に過ごす日本の教育システムは非効率



というわけで結局改革をしなくちゃいけないわけですがそれは「教育改革」だけではダメでやはり最終的には雇用の流動化が必要という結論のようです。



社会に出てとにかく思うのは「人材の能力評価」という観点がスッポリ落ちているというのが実感にあります。
それは「長期雇用」と「解雇規制」にともなう「人材の蛸壺化」のせいで能力があろうとなかろうと会社に居続けることができる結果、人事制度が機能しなくなったことが原因のように思えます。
なんでこんなに仕事ができない人と給料がたいして違わないんだろう…と思う人は社会にでてから多いんじゃないでしょうか。
もちろん単なる自惚れの場合もありますが、事実として能力があまりに低いのに雇用し続けているのが日本だと思います。
そういった意味で「教育を改革する必要がない」から今まで世の中を知らない教師が作った「楽園」と化していたように思います。


しかし、誰が見てもこれからの社会はどんどんと変わっていくでしょう。
すでに若い世代では「給料の上昇曲線」ははっきりと落ちてきているのでもう今までのように会社に引き留めておくことはできません。
「若いうちに会社に貯金して歳をっとったらそれを返してもらえる」といった給料曲線はもう描けないのです。
さらには押し寄せるグローバル化の波は強くはなっても弱くなることはないでしょう。

この変化に気づいている親世代はどの程度いるんでしょうか?
非常に感覚的な話になってしまいますが大半がその変化に気づいていないように感じます。
ですから自分で情報を集めて「早いうちにこの変化に気づいた学生」がこれからの社会を生き抜いていくんだと思います。
今は「学生企業家」なんてのもいる時代ですから若い世代、とくに都会の学生なんかは気づいているのかもしれませんね。
私自身も負けていられないので今後の身の振り方をしっかり考えていきたいと思います。




*ちなみに前々回と今回で否定的な取り上げ方をしたブログ「金融日記」はいつもはかなりためになる内容なのでチェックしてみてください。
むしろ前々回のエントリーは「なぜ…」という驚きのほうが大きかったように感じます(コメントでもそうでした)。
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