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2010.01.13 (Wed)

教師は教育で育たない

アゴラを読んで初めて知ったんですが「養成課程6年制」の計画があるみたいです。
目的は「教員の質を上げること」らしいですがちょっと考えられないです。
4年間の教育を6年したら教員の質が上がるってどういう考え方が基本になっているんでしょうか。

例えば理系の場合は4年生になって初めて研究室に配属され実験を行います。
それまでも実験は行いますが、それは「学生実験」と呼ばれる「用意された実験」です。
研究室に配属して初めて「結果がわからない実験」をすることになります。
なので実際に研究を行うのは4年生からと言っても過言ではなく、その1年間で基本的な技術を学びます。
ですから、理系の場合は4年生で卒業と言っても実は1年分の経験しかしてないことと同じようなものです。
*あくまで研究ということを職業にしたい場合
そのため大学院に進んでプラス2年間学ぶことは大きな意義があります。
4年生でやることはあくまで基礎で実戦はまさに院生からでありそこで成長できるかどうかが理系人材の分かれ道なんじゃないでしょうか。

では教育学部はどうなんでしょう。
私自身が教育学部ではないのでうかつなことは書けませんが、教育学部の友達はいたし何より姉が教育学部でした。
その結論からすると教育学部はプラス2年間をすることで「教員としての質が上がることはない」でしょう。
アゴラでは「志望者が減ることで偏差値が下がる」と結論されています。
私はさらに「教員としての質はそもそも教育で上がるものではない」と思うわけです。

塾講師のように「受験に特化したエキスパート」ならそれも可能かもしれません。
受験に絞れば大学ごとに対策を調べたりとやるべきことがはっきり見えてきます。
とある塾なんかの有名講師だと出版代で億単位の年収があるとかないとか…。
そのくらいはっきりした指標なんだと思います。

しかし、教員の指標ってなんでしょうか?
私は「人間性」だと思います。
ちょっと違う言い方をすると「人間力」とでもいいましょうか、とにかく人そのものの力だと思います。
例えば
「悪いことをした時は素直に悪い・良いことをすれば素直に良いと社会的観念に照らし合わせて評価できる」
「生徒に対して感情的にならず冷静に接することが出来る」
などです。
でもこんな先生いませんよね?
誰でも感情があるから好き嫌いがあるし、そういったことを押さえることは表面上できていても子供には読まれるものです。
少なくとも小学校・中学校時代、子供の自分からみて「この先生、子供だな…」と思った人は数知れず…。
みなさんもそんな経験をしたことはないでしょうか?

上記したようなことは座学での教育では絶対学ぶことはできないでしょう。
さらに私の偏見かもしれませんが、教育学部に行く人はなぜか精神的に成長していない人が多いように感じます。
そもそも先生というのは子供という「上に立って当たり前の存在」であり、そんな場所を目指す人が精神的に成長している可能性は低いように感じます。
また、先生になってからも子供相手の仕事なので、一般社会にでて大人相手にビジネスをする人に比べるとその精神的成長は遅くなって当たり前でしょう。

何より自分で言うのもなんですが「人間力」なんて指標はあいまいすぎます。
そんな指標を使って人を育てることはできないでしょう。
「道徳」の授業を何万時間やっても非行が減らないのと一緒です。
じゃあ受験だけ気にすればいいなら全部塾にした方が早いですしね。

私は正直言うと小学校・中学校という存在自体に否定的です。
詳しくは「いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか」という本を読んでいただきたいのですが、ああいう社会から閉鎖された空間ではまっとうな精神は育たないでしょう。
先生が作った意味のないルールを守り、意味のない価値観を刷り込まれ、社会に出るとそれが一切通じないとわかる。
そんな学校に意味などほとんどありません。
本にあるような教育は夢物語かもしれませんが、自分に子供ができるならそういう場所で学んで欲しいものです。

話がそれてしまいましたが、とにかくこんな意味のない政策はやめるべきでしょう。
何故か政治は本質を嫌いますよね。
たぶん本質は難しすぎて選挙受けしないからわかってても選ばないんじゃないでしょうか。
「4年を6年に上げれば質は上がる」って言ってる方が単純だし何も考えず納得する人が多いのかも。
民主党にはそろそろ本腰上げて政治をしてもらいたいもんです。

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