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2010.01.09 (Sat)

仕事のメルクマークは「目的」

仕事を行う上で私が大事にしている考え方があります。
それは「目的」と「問題」を一緒にしないことです。
最近それに関するゴタゴタが職場であったので例にあげてみたいと思います。


私の職場は研究活動をしているわけですが、その中であるトラブルが発生しました。
どんな職場でもトラブルはつきものだと思いますが、私の職場もその例外ではなくしょっちゅうトラブルが発生しその対応に追われています。
そして今回起きたトラブルは今までの中でもかなり大きなものなので全員で色々な方向から問題解決に取り組みました。


今回はそういった背景で起きたのですが、何がゴタゴタかというとそのトラブルを検証する方法についてです。
そのトラブルは何が原因で起きたのか?これを検証するための方法を1人が提案したのですが一部に問題があるため、他の研究員から「その方法はこう変更した方が良い」と提案がされました。
そのようにして方法にたいする問題点を挙げているうちに、一体何を解決したいのかがわからなくなっていたのです。


こういう場面で大事なのは冒頭で述べた「目的と問題を一緒にしないこと」です。
一言で「問題点」といってもそれが「何に対して問題なのか」を置き去りにすると「問題点」の数が膨大な量にふくらみます。
そうこうするうちに「あれもこれも問題だ」となるわけなんですが、じゃあ最初の問題は何だったの?と迷路に入ってしまうわけです。
しかし、仕事は本来目的がまず存在します。
その目的に対して問題になっていなければたとえそれが多少の支障があることだったとしても放置すればよいのです。
そして目的に対して直接問題となる部分だけを浮かび上がらせてそこから順に解決していくことがもっとも効率が良いと考えています。


なんだかわかりにくくなってしまったので1つ例を考えてみました。
実験である機器を使って測定をしていたとします。
その機器の実験誤差は±10%だとします。
この±10%という誤差はかなり大きなものだと実験者が考えてその誤差がより小さくなるよう機器の設定やら条件やらをいろいろ検討していたとします。
そうこうするするうちにいろんな設定をどんどんいじってどんどん問題点がでてきたとします。
そして実験者はそれに対応するため測定するための本来の実験はどんどんなおざりにされてしまいました。
しかし、本来の目的を考え直すと±10%という誤差は問題のない実験だとします。
目的だけ考えれば±10%という誤差は許容されるはずなのに、絶対値10という数字が大きいことにとらわれてそれに気がつかない。
つまり「「問題」がいつのまにか「目的」にすりかわってしまったという状況ですね。


あまりいい例じゃなかったかな…。
とにかくこんな感じの状況が職場で起きました。
なので私は上の例で言うところの「±10%の誤差は問題ではありませんよ」ということを進言したわけです。


このように、たぶん外から見てたら簡単にわかることでも実際にやっているとわからなくなることって多くないでしょうか。
なので常に「目的」と「問題」は同じ立場にいないことを意識することが大事だと思っています。
「目的」が常に上位概念として存在し、常にそれと照らし合わせながら仕事を進める、これが重要ではないでしょうか。
複雑系の仕事をすればするほど問題は日常的に降りかかってきます。
それらに惑わされない太陽のようなメルクマークが「目的」だということを心に刻みたいと思います。
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