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2009.12.21 (Mon)

3万年の時を超えて

自分が今まで専攻してきたのは微生物学ですが、実は一番興味がある分野は「進化」です。
生物が進化していく様というのは何億年の時を経ているわけで、そこにはロマンが溢れていると感じるのは自分だけでしょうか。
今日はそんな進化を人間が生きているうちに起こしてしまった素晴らしい研究の紹介です。


暗闇50年、ハエ「進化」…1400世代飼育


ショウジョウバエを50年以上、約1400世代にわたって真っ暗な中で飼い続けると、姿や生殖行動などに変化が起きることが、京都大の研究でわかった。
暗室のハエは、においを感じる全身の感覚毛が約10%伸びて、嗅覚(きゅうかく)が発達。互いをフェロモンの違いで察知して繁殖し、通常のハエとは一緒に飼ってもほとんど交尾しなくなっていた。
全遺伝情報を解読した結果、嗅覚やフェロモンに関する遺伝子など、約40万か所でDNA配列の変異が見つかった。視覚にかかわる遺伝子の一部も変異していたが、光には敏感に反応するので視覚はあるらしい。ショウジョウバエの寿命は約50日。1400世代は、人間なら3万~4万年に相当するという。




何がすごいって成果がでるかどうかわからない実験を50年も続けたことに驚きますよね!
遺伝学の祖であるメンデルが豆の交配を何十年と続けたというエピソードしかり、こういう研究には心底頭が下がります。
まぁもちろん50年も待たなくても何年か経過したら変化が見られたのかもしれないけれど、やっぱりすごいです。


こういう研究って社会のために何の役に立つのかと言われれば「?」なのかもしれませんがそれでも必要だと思います。
これは例えるなら「音楽」みたいなもので、なくても生きていけるけれど人生をより豊かにしてくれるものと捉えるほうがいいでしょう。
なので、もちろん腹ペコの人間の前には「音楽」や「研究」より「ご飯」が重要になるわけですが、衣食住が足りている現在では必要になると思います。
ただし、破産寸前の日本が本当の意味で「衣食住が足りている」と断言できるかは怪しくなってきましたが…。


話がそれてしまいましたが、最近は進化に関する新たな情報が出てきてその手の本もけっこう多く出ています。
時間が出来たら読もうかと思ってたんですが正月用には別の本をすでに大量に買ってしまった。
なのでまたの機会にしたいと思います。

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