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2009.11.28 (Sat)

日本的サラリーマンの弱さ

シリーズ「特定派遣」


前々回のエントリーで「本流から外れるということ」というものを書きました。
内容は簡単に言うと、実力主義の仕事場で年齢に関係なく仕事を配分すると年上が面白みのある仕事から外されて腐っていく、というものでした。


今回はこのエントリーの流れを組むものです。


今の仕事場は実力主義と書きましたがそれ以上に通常の会社と違うのは「ヒエラルキーが全くない」ということです。
上司以外全て派遣社員で構成されている今の研究室はいわば全員が平研究員です。
なので一番上(しかもかなり上)の上司とその他全員ということになります。
こういう組織形態で働くのは学生時代も含めて正直初めてなのでほぼ全員に戸惑いがあります。
もちろん自分自身も例外ではありません。
中間管理職がいないということがこれほど大変なのかと嫌というほど思い知りまいた。

どういう大変さがあるか例を示してみます。
今の研究室はメンバー数が少ないながらもチームに分かれて仕事を行っています。
今はちょうど4チームあり、それぞれが関連しあいながら仕事を進めていくのです。
大事になってくるのはそれらを連携させていく役割ですが、その役割が誰かに明確に任されているということがないのです。
なので個々人が上手にやらなければいけませんが、そこに「実力主義」と「ヒエラルキー」がないことが多いな壁となるのです。
実力主義なので年齢が若くてもそういった仕事をする必要がありますが、ヒエラルキーとして明確にポジションが決まっていないので年上は年下に何か言われるのが面白くない、そういった悪い流れになっています。



そして、最近よくわかってきたのがそういう状況に上司ですらもマネジメントを迷っているということです。
上司はずっとメーカで働いて役員まで上り詰めた人なのでバリバリのヒエラルキーの中で働いていまいした。
なので、若手の研究員以上にこの状態に慣れていないためミスマネジメントを連発しているというのが感想です。
そして、それをカバーするためにまた上司が直前で色々変更するためさらに悪化するという悪循環が生まれています。
つまるところ、ここに日本のサラリーマンが「会社という看板が外れたら役に立たない」とうい姿が集約しているように思うのです。


しかし、これは決して上司を批判しているわけではありません。
上司自体の能力は他の部分で目を見張るものがあり非常に勉強になっています。
しかし、残念ながら上司の悪い部分を補う「中間管理職」がいないということが非常に大きな問題になっているということです。
自分がそこを補おうとしても年上は面白くないだろうし、同じ年のメンバーですら同年代にイニシアチブを取られることは面白くないと思うでしょう。
そして男性社員より比較的バランスがとれた人材の多い女性研究員の場合、バランスは取れているが仕切れない、というのが現状です。
なので今はその辺りのバランスを上手に探りながら仕事を進めているわけですが、うまくいっていないのが現実です。



「日本で実力主義がうまくいかない」というのはよく言われていましたが、ここまでうまくいかないとは思っていませんでした。
しかし、うまくいかない理由は「それにあったシステム作りができていない」ことに尽きるので日本ということは理由にならないと思います。
残念ながら今の職場の短いプロジェクト期間でこれをクリアすることはできないかもしれませんが、1つの勉強だと思って思考錯誤していくしかないと覚悟しています。




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