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2009.06.21 (Sun)

大切なのは「成功すること」より「諦めないこと」

今回も本の紹介です。
ちょっとはずれが続いてた時期もあったんですが、当たりが続いて嬉しいです。

「いくつもの壁にぶつかりながら」



この本は「かものはしプロジェクト」というカンボジアでの児童買春問題に取り組むNPO法人の代表である村田さんが書いたものです。
かものはしプロジェクトはこのblogでも前に紹介しましたが、いわゆる「ソーシャルベンチャー」の類にはいるNPO法人になります。
簡単にいうと、活動資金を援助だけに頼らず自ら稼いでその利益を社会問題に活用するというものです。
というよりソーシャルベンチャーの本来的な意義は社会問題を解決することで資金も稼ぐというところにあると思います。
この点については過去のエントリーをご参照下さい。


この村田さんという方は学生時代に「児童買春問題」と出会い、その問題をなんとかするために試行錯誤して、このNPO法人を立ち上げました。
そのため、高い志と実行力がある人、というイメージをもっていましたがこの本を読んでそれが全然違うということがわかりました。
この本を読むと村田さんという人は「ふつうの人」ということがわかります。
もちろん、児童買春問題を自らの行動で正すということ自体は志が高いことの証だし、実際にカンボジアに1人で飛び込み現地NPOを現地でアポとって周るなど実行力もあります。
しかし、そこは苦難の連続で何度も泣き言を言っている村田さんがいて、1度辞めようと親に泣きついた時期もあります。
しかし、周りに支えられつつ苦しみながらもなんとかここまでこれたんだということがわかりました。
それは本のタイトルにも表れています。

「いくつもの壁にぶつかりながら」

つまり村田さんの凄いところは「諦めなかったこと」ただこの1点に尽きると思います。
そしてこれこそが1番難しいのです。
たぶん、誰でも1度や2度なら何らかの思いを抱いたり、それを実行に移してみたりするのではないでしょうか。
しかし、大概すんなり成功するわけもなく失敗したら「やはりダメか」と諦めてしまいます。
また、周りに相談するとかならず「そんなの無理だ」と言われてしまい、結局実行に移せない場合もあります。


村田さんは19歳の頃から挑戦が始まったわけですが、自分がその歳のころ何をやっていただろうと振り返ります。
というか、振り返るまでもなく「音楽活動」一本でした。
高校で吹奏楽を始めてサックスに出会い、大学でジャズを始めて一気にはまりました。
楽器の練習は当然毎日の積み重ねが重要なのでそれこそ腐るほど練習しました。
時間がある1,2年生のうちは1日10時間くらいはやってた時期もあります。
それと村田さんを比べる意味はないと思うけれど、やはりもう少し早く社会に対する興味がもてていたらもっと違った今があるんだろうな、と思う時もありました。
しかし、後悔というものはなく「何か1つのことに妥協することなく一生懸命取り組めた」という経験は財産だと思っています。
事実、音楽活動を通じて様々な人と出会い人間的に成長できたのではないかと思います。
特にジャズという音楽は幅広い年代の方と活動することになるのでなおさらです


つまり、大事なのはその時点で「これだ!」と思えるものに出会ったら諦めずに全力を尽くすことです。
自分の人生でどんなイベントがこの先待ち受けるかなんて誰にもわかるわけがありません。
自分自身、今の境遇にいることが昔の自分からは想像ができません。
サックスとの出会いもカンボジアとの出会いも本当に偶然とういかなんとなくというか…。
しかし、それを今の自分の血肉とできているのは「ピンときた」物に対して全力を尽くした結果だと思っています。


ちなみに、この「カンボジアでの児童買春問題」は解決の方向へ向っているようです。
その最大の原因はなんと「アメリカの圧力」なんです!
カンボジアに対して「その問題をなんとかしないと支援しないぞ」というメッセージを送った結果、警察による摘発が厳しくなって児童買春がしにくい国になりつつあるそうです。
ちょっと厳しくなるだけで改善できるならカンボジア政府は今まで何やってたんだ!って感じですが、賄賂で全てが動くあの国では政府がまともに機能しないんでしょう。
なんてったって「地雷を撤去するための活動」を政府に申請しても賄賂を請求されるっていうんだからふざけてます。
世界で戦火をばら撒くアメリカにしてはなんともまともな活動をしてるなと驚いたもんです。
ただ、貧困という根本問題はまだ何も解決していないのでこれからの「かものはしプロジェクト」に期待したいと思います。


この本は特に女性に読んでもらいたいです。
普通の女性がここまでやれるってのは勇気になるんじゃないでしょうか。
村田さん自身も昔は「専業主婦になる」ことが夢だった人なので、きっかけさえあれば誰でも変れるってことです。
今の日本は本当に女性が働きにくい国ですが、村田さんのようなモデルケースが1人でも多く輩出されることがいつか変化につながるのではないでしょうか。
自分自身もなんらかのモデルケースになれるよう、新しい道をがんばりたいと思います!




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