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2009.06.17 (Wed)

平和を保つことこそ最大の食糧安全保障

今回は本の紹介をします。


「食糧危機」をあおってはいけない




この本は本当にお勧めです!!!
自分が読んだなかでベスト5にはいる「目からうろこ本」です!
食糧問題が「単なる経済問題にすぎない」という話は聞いていましたが実際に読んでみるとそれ以上に危機は少ないことがわかりました。

目次
第一章:「爆食中国」の幻想
第二章:「買い負け」で魚が食べられなくなる?
第三章:21世紀、世界人口は減少に転じる
第四章:生産量はほんとうに限界か?
第五章:「バイオ燃料」の嘘
第六章:繰り返される食糧危機説
第七章:ほんとうの「食糧問題」とは?


想像が出来ると思いますが目次の各タイトルは色々なデータをもとに全部論破されています。
このあたりは実際に読んで是非確かめて欲しいんですが、見事に食糧危機ではないと言えます。
もちろん反論もなくはないです。
例えば食糧危機で見逃されている「技術の発展」ということに著者はかなり注目しています。
事実、かつても食糧危機が叫ばれた時代があったけれど結局技術の発展により収穫量が何倍にもなりまかなうことができました。
しかし、例えば3章で地球の人口がピークに近づいているということを言うなら食糧増産技術も限界に近づいていないのかな?ということ。
また、農業用地がまだまだあるといってもそれを実際に農業用として使用できる根拠がよくわからなかったこと。
などなどあるにはあります。
ただし、それらの小さな疑問を吹き飛ばすほど様々な根拠が並べられているのでやはり食糧危機は誇大表現であるということがわかります。



問題は第七章です。
これは昔「食糧問題」について話し合ったときにも触れたことがある話題なんです。
それは

世界第2位の経済大国である日本が食糧が手に入らないなんてことありえるだろうか

ということです。

これは凄い単純な疑問ですよね。
この本を読まなくてもまずそれを考えないのが不思議であり、むしろマスコミはこっちを取り上げるべきだと思うんだけどどうだろうか。
もし一時的にせよ食糧不足になったときに周りの国々、とくに発展途上国の食糧はまず間違いなく日本に送られるでしょう。
なぜならそのほうがお金になるから。
世界の大半が「資本主義」ということを忘れてはいけません。
それは本のなかでもこう表現されています。

仮に世界同時不作で食糧価格が高騰した場合、これらの国々と食糧を争う日本が、買い負けるということはちょっと考えられません。


もちろん、食糧が本当に不足したときに資金力にまかせて他国から食糧を奪う行為をすることは正しいことだとは思えません。
そういう事態に、どう食糧分配を考えるかを議論してほしいもんです。


最後に本にあった素晴らしい名言を紹介。

平和を保つことこそ最大の食糧安全保障

これこそ真理だと思います。
この本を読んで是非本当の食糧問題を知ってください!


*ちなみにバイオ燃料は自分の専門でもあるので次回これだけをとりあげたいと思います。



応援よろしくお願いしますm(_ _)m
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