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2005.12.27 (Tue)

ラストサムライ

少し前の話ですが国家の品格という本の著者の話が雑誌に載っていたのを読みました。
その著者、藤原正彦氏は「日本人が忘れかけた情緒や惻隠(そくいん)の情などの伝統的な精神こそが国家を救う」と唱えます。
それはつまり武士道精神で惻隠とは弱者に対する思いやりで、他に慈愛、誠実、忍耐、正義、勇気、名誉、恥などを含むそうです。
雑誌に載っていたわかりやすいキーワードとしては「富よりも教養や道徳に誇り」「列強が畏怖した日本文化」「自由と平等にだまされるな」「子育てにも武士道精神」などですね。

日本の文化はとても面白いもので1549年に来日したフランシスコザビエルは「日本人は不思議だ。貧しいことを恥とせず、商人より貧しい武士が尊敬されている」と驚いたそうです。
武士が富よりも教養や道徳に誇りを持ち、商人にすら「金持ちであることと偉いことは関係ない」という意識が植え付けられ、これは世界でめ希有なことと述べられています。
これを裏付けるものになるかは分かりませんが1993年にアメリカの政治学者、サミュエルハンチントンが発表した論文のなかで世界の文明を西欧、儒教、日本、イスラム、ヒンドゥー、スラブ、ラテンアメリカ、アフリカの8つに類型化して表しました。
日本は日本という文明だと表現されてるのにかなり驚きました。
これを踏まえて考えると大袈裟な言い方ですが今日本という文明がアメリカ型の風潮に消されようとさている気がします。

自分はこの武士道精神には非常に賛成しています。
今の社会のは自由とか個性、平等という甘い言葉を使いながら実際には着々と不平等な社会を作っている気がします。
また親が子供を叱れなくなり「忍耐力」のない子供が増加していわゆるわがままな人間が増えていないでしょうか?実際に娘に嫌われたくないから怒れないという父親がいるのが信じられないです。
平等で自由競争はどんなに初めに機会の平等を与えてもそれ以降できてしまった貧富の差が確実に子供に影響し平等や自由は言葉だけになっていくでしょう。

しかしです!
なんだかんだといいましたが現在の日本が資本主義社社会であるこは事実だし富が生活を豊かにする手段であることは無視出来るものではありません。
かの剣豪宮本武蔵も剣一本で生きたかと思えば実はお金の大事さも唱えていました。
ですから富を得ようとすることそのものは全く恥じる行為ではないし生活を豊かにする素晴らしい手段です。

しかし人を騙したり出し抜いたりしてその富を追求したり、はたまたいくら公平な競争で勝敗がついたらからといってそこで生じた敗者を負けた奴が悪いと切り捨てる社会を作るのは賛成出来ません。どうせ追求するなら心の豊かさも同時にしてほしいものですがなんだかんだといってなかなか難しいですね。
ジャズやっといてなんですがそろそろアジア的なよさをもう一度認識するいい時なのかもしれません。

ちょっとズレますが武士的考えとして恥より命をとる考え方だけは賛成しません。
泥水すすってでも生きるという考え方がやっぱり生き物として自然な考え方だと自分は思います。
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