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2009.04.05 (Sun)

不安の偏り

前回に引き続き内定切り問題について

「不安で心が押しつぶされる」…内定辞退を強要され

>暗転したのは昨年末。企業の採用担当者から電話で「業績が悪化した。グループ内の別会社に移ってほしい」と告げられた。しかしその後、企業から連絡は途絶え、女性が電話をしても担当者は出なくなった。


今までのエントリーでは「内定切りをする会社をヒステリックに取り上げる行為には疑問が残る」というのが自分の考えでした。
しかし、やはりこういった企業の対応にも疑問が残りますね。
前回のエントリーにも書きましたがほんとにギリギリになっての内定切りなど企業のつたない対応にはさすがに辟易します。
なんというか、本来仕事とは「信頼」こそ最も重要な要素であり、中長期的な発展を考えればこれがいかに将来の負の遺産になるかはわかるでしょう。
同じように不安定な状況であるので気持ちは十分わかります。
いや、自分の想像など超えるほどの無念さや不安でいっぱいでしょう。


しかし、この壮絶な不況の中でなんとか今を乗り越えたと必死になり短期的な対策に集中してしまう気持ちもわかります。
この不況の煽りをもろにくらってる業界は本当に深刻であり、視野が狭くなってしまうことを単純に責めることもできません。
「金持ちケンカせず」というように、自分に余裕がないときになかなか他人に優しくできるものではないでしょう。
それは「弱い人間」ではなく、普通の人間なんです。
なので、やはり「内定切りをする企業名を公表せよ」というような気持ちにはなりません。


これまでのエントリーでも書いてきたように、自分の基本的な考え方としては「企業に雇用義務はない」というものなので、今回の問題に対してはやはり国が対応すべきでしょう。
日本の問題点として失業手当需給率は先進国最低だったり、再雇用のための職業訓練が弱かったり、雇用規制が強すぎて流動性が失われることなどがあげられます。
これらの整備を国を挙げてとりあげることが大事なのではないでしょうか。
特に、本来まだまだ将来性のある新卒がこれほど不安になるという状況は異常なんじゃないでしょうか。
その原因は恐らく「チャンレンジできる環境」が日本に整っていないことが原因だと思います。
就職浪人にこれほどチャンスを与えない国では不安をよりいっそう煽ることになるんでしょう。
そういう意味では企業に責任があると言えるかも知れませんが、そういう構造的な問題は総簡単にはクリアできないでしょうし。


しかし、この構造的問題は今回の不況でしっかりとメスが入れられるのではないでしょうか。
今日聞いた話では外資系企業では既に大がかりなリストラは終わっており、次は日本企業ではないかという流れがあるそうです。
手続きに半年程度かかるため、夏から秋にかけて行われるのではないかという予想があります。
リストラとまではいかないものの、早期退職制度をとる企業は多いですしある意味新陳代謝が行われているようです。
当然、優秀な人間ほど出て行こうとするでしょうし、ある程度の人材の流動性がうまれるんじゃないでしょうか。
と言っても一過性のものであり、根本的なところにメスを入れる、つまり雇用規制の緩和を行わないと変わらないのでしょう。
今回たまたま不況に当たったせいで就職を逃した中には当然運が悪いだけの優秀な人材は多くいるだろうし、今回逃したせいで来年度の就職は何倍もきつくなるのかもしれません。
そろそろ「年齢で能力を決める」旧制度を改め、「人材をフル活用する」という発想を日本も持つべきです。


日本の社会は簡単に表現すると「6割の人間の一生を保障するために、4割の人間に不安定さを求める」社会だと感じています。
ちなみに数字は感覚ですのであしからず。
そんな他人にぶら下がる社会を構築するよりも、少しの不安を社会全体で共有しあう社会を作ってはどうでしょうか。
日本の首相はトンチンカンなことを言ってドイツを不用意に挑発しているにも関わらずG20では最低格の扱い…。
なんだか結局いつも同じ結論になりますが、一刻も早い解散を求めます。




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