*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.04.04 (Sat)

遅い決断の犠牲者

非常に気になるニュースがあったので紹介します。

福井の繊維メーカー、新入社員の7割に「自宅研修」命じる


>東証一部上場の繊維メーカー「セーレン」(福井市)が、1日の入社式直後にグループ会社を含めた新入社員101人のうち、大学院、大学、高等専門学校を卒業した72人に約半年間、自宅研修を命じていたことがわかった


さて、このニュースを読んで思ったことは、最近内定切りが問題視されているがこちらの方がより問題ではないか?ということです。

最近のメディアの流れや世論?に多いのが「内定切りをした会社の名前を公表せよ」とありますが、それに本当に意味があるのか、ということを問いかけるいいきっかけじゃないでしょうか。
自分自身はそれに何の意味もないと思っています。
そもそも内定切りした会社の名前を公表することにどれだけ意義があるのでしょうか?
もちろんメディアは騒げばいいだけだから意義など必要ないのでしょう。
しかし、それはほとんど公的なイジメみたいなものです。
なぜ「内定切り」をしなければいけない状態になったのかを考えてみてください。
はっきりいってどの会社だってそんなことはしたくないだろうし、もし無理やりいれて人件費がかさみ業績が悪化すれば元も子もありません。
内定全部とったら潰れました、ってシャレにもならないですよ。
とくに中小企業の資金繰りはギリギリの自転車操業を行っているところが多いと聞きますし決してありえない話ではないんでしょう。
むしろ、「うちは危険な状態です」とはっきり示しているわけだからある意味誠意のある対応だと思います。
ただし、タイミングが問題で「危ない」と思った時点ですぐに切らなかった会社は批判されて当然かもしれません。
3月31日に断ったという話を聞きましたが、それは会社経営としてどうなのかと思います。

色々書きましたが、結論としては最初に書いたように好ましいことではないけれど「内定切り」はヒステリックに批判する問題でもないと思います。

しかし、今回取り上げたこのニュースはちょっと問題が違います。
「内定切りをせずに必死に雇用を守った」とも取れますが自分の見解はちょっと違います。
どちらかというと「経営戦略がなく不用意に新人を採用した結果、貴重な最初の仕事体験を奪い取った」と取れます。
働いた人ならわかると思いますが「業務経験」ほど大事なものはありません。
会社において「新人」とは失敗をどんどん経験しながら社会人として経験していく大事な時期でもあります。
うちの社長も「ビジネスマンとしての方向性は最初の3年で決まる」といっていました。
その大事な半年間を奪われるというのは大きな損害であり、むしろ早く内定を切ることで違うチャンスを与えたほうがよかったのかもしれません。
または、「今のままだと待機になるよ」と伝え「選択」の権利を与えるのも1つの方法だと思います。
今回のニュースで一番残酷だなと思うのは「101人中の72人」というところです。
待機した人とそうでない人の待遇さは同期の中で大きなシコリを残すのではないでしょうか。

ただ、もちろん同情の余地はあります。
内定切りと同じく、この処置についても断腸の思いで決断したんでしょう。
ここから得られる教訓は「決断はスピードが重要だ」ということではないでしょうか。
景気は常に変動するものであり、ずっと好況であるわけはありません。
特に現代のような目まぐるしい変化が起きるようなときには経営陣の決断速度が重要になるんでしょう。
時には現場に決断権を渡して迅速に対応する必要もあるかと思います。
多くの犠牲を出す前にどんな辛い決断でも早く下せば何倍もマシになる、ということを覚えておく必要があるでしょう。

これらは個人の人生においてもそうだと思います。
決断が遅い人間は大抵行動も伴っていない場合が多いです。
「即決断・即実行」は今年の目標でもあるので、今回の事例を元に再認識しました。





応援よろしくお願いしますm(_ _)m
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
13:17  |  社会・政治  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://asepticroom.blog31.fc2.com/tb.php/532-99355d14
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。