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2009.02.28 (Sat)

壁と卵

中川元財務相の醜態が全世界に報道されたせいで影が薄くなってしまいましたが、ちょうど同じような時期に村上春樹のスピーチが話題になりましたよね。
これについては英語原文と訳がいろいろ出ているのでリンクを貼っておきます。

英語原文
日本語訳

正直言うと本は読むけど小説はほとんど読まないので村上春樹の小説も読んだことがないです。
なのでこのスピーチだけ読むと、なんとも小説家というのは天邪鬼な生き物だなと思ってしまいました。

さて、そんなことはどうでもよくて大事なのは中身です。
簡単な説明としては、壁を強者、卵を弱者に見立て、イスラエルを直接的な表現を避けつつも批判したものです。
このスピーチにキモと言えるしびれるセリフがこれ。

仮に壁が堅く高く、卵が潰えていようと、たとえどんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていようと、ぼくは卵の側に立ちます。

このスピーチについては肯定的・否定的どちらもみかけますが、自分はどちらの意見を聞いても?となってしまいます。
なので、このスピーチ自体はすぐに読んだんですがなんとなく消化不良でblogに書くことができませんでした。
そしてその原因もよくわかっています。

それは、「パレスチナ問題」について根本的なところが理解できない、ということです。

もちろん、このblogでもよく政治は話題にするので勉強したことはあります。
特にこの問題は大学1年の全学共通教育で一番好きな授業でかなり力をいれてやっていたのでなおさらです。
んで、久しぶりに調べようとWikipediaで調べたけれどやっぱり根本的なところが理解できません。

それは、「国をもたない」という感覚について共有できない、ということです。

そりゃ当たり前で、自分の生まれた環境では国があるのが当然のなかで暮らしてきました。
日本の歴史も長いし、どこかの国の植民地になったこともない。
もちろん、これらは先代のたゆまぬ努力の上に今があるのでしょうが、やはりそういう苦労をリアルにしていない自分には、とても簡単には「理解できる」とは言うことはできません。

そういう思いがくすぶっていてなかなか書けなかったんですが、アゴラのエントリーで想いが固まりました。

村上春樹氏のスピーチに思う

ユダヤ・イスラエルの歴史は悲劇と弾圧の歴史です。戦後の一時期を除き、占領された経験もなく、二千六百数十年間おおむね平和に生存してきた我々に彼らの苦しみと決意が分かろうはずもありません。村上春樹氏はそれらを承知であの演説に臨まれたと思いますが、それをうけて賞賛の声をあげる女性達には多少の違和感を覚えます。

まさにこの意見こそ共感できる思いです。
単純な肯定・批判はちょっと何かがズレているなと思わざるを得ません。
もちろん、こういったことに精通している人や自分よりもかなり年上で戦争を体験した世代に近い人達ならまだわかります。
また、こういう発言をあの状況でした、ということをリアルに想像できる人ならわかります。
情報によると思ってるほどイスラエルは発言の自由が規制されてるわけじゃないらしいですが、パレスチナ進行を命令した人を目の前にしてのこの発言は勇気の一言では言い表せれません。

でも、あくまで自分のような一般人には簡単に賛美・批判できる次元のスピーチではなかったでしょうか。
それよりも、この発言をさせてしまうような現状をもっと理解したいです。
それこそが、このスピーチを本当に意味あるものにさせるような気がします。

そして村上春樹の小説を読んでみたいとも思いました。
でも全然わからないのでお勧めあれば教えて下さいm(_ _)m




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