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2009.01.22 (Thu)

環境が人を作る

こういうニュースを見るたびに腹が立ってきます。

特会の資産超過100兆円突破=「埋蔵金」候補、5年で2.5倍-07年度末

これだけの予算をもってて、さらに政治家で増税しようとしてる連中がいることがまずこの国の問題。
このニュースによると

財務省は「積み立てなど資産保有が必要な理由があり、お金が余っているわけではない」(主計局)と説明している。 

とありますがこれも完全にウソです。
これについては高橋洋一さんが書いた次の3本を読むとむちゃくちゃよくわかります。

  

最初に読んだ「さらば財務省」で衝撃を受け、その後「霞ヶ関をぶっ壊せ」を読み、最近「日本は財政危機ではない」を読みました。
なので最近よんだ「日本は財政危機ではない」を中心に話します。
キーワードがいくつかありますが、まず重要なのは「財務省は省庁のなかでもお金を握る重要なポストにいる」というものがあります。
予算を握っているため、永田町も霞ヶ関も支配、コントロールしてきたといっても過言ではない、というのが本書の意見です。
そんな財務省、いや省庁全体に覆っている病気は「天下りシステムが国ではなく省庁中心主義を作る原因であり、すべての法案は”どれだけ天下り先ができるか”という基準にそって作成される」ということ。
どれだけ「日本をよくするため」と思いを馳せて入庁しても、その腐ったシステムに翻弄された結果、いつのまにか”官僚内閣制”を背負う各省庁の代表へとなっていく。
そして、その天下りシステムを生むのが、民間企業とは比べ物にならないくらりガッチリ固められた年功序列制。
天下りシステムとは、この年功序列を確保するための手段にすぎないのです。

他にもいろいろあるけど、この「財務省が持つ強力なパワー」と「いきすぎた年功序列制度」が相乗効果で今の酷い結果を導いているように思えます。
この本の著者はもと官僚であり、実際に仕事に携わってきただけあって非常に生々しいやりとりの数々がありますが、特に汚いと思えるのが霞ヶ関語。
霞ヶ関語とは、官僚が法律文章を作成する際に「に」の一言を加えるか加えないかで、政治家が要請した内容を骨抜きにする手段です。
ほんとによくこんな卑劣なことまでして自分の身を守るようになったもんだと思う。
詳しくは読んでいただきたいんですが、「同じ人としてよくもここまでできるな」という事例ばかりです。

最近、よくこのblogで官僚をたたきますが、なぜなら彼らが優秀だからでもあります。
せっかく日本の優秀な人材をあそこで腐らせるのは絶対に惜しいです。
たぶん意気込んで入ったはいいけど、現実に直面してやる気をなくしている人もいるでしょう。
でも、恐らく内から変えるのは難しいので、こういうのは外から壊す必要があります。
前も書いた「否定」で壊し、「肯定」で新しくするんです。

この本ではこの「肯定」について「道州制」を提案しています。
この道州制は日本の行政単位をもっと小さくして(8分割程度)、地域ごとに色々と決めていく制度です。
アメリカの州制度がまさにそれでしょうか。
正直、この政策が本当にいいのかはまだ判断しきれませんが、少なくとも今の時点で既にダメダメなんだから試す価値はあるでしょう。
今の日本はとにかく現状を変える強いカンフル剤が必要です。
今回の不景気が本当にどん底までいけま、それもカンフル剤になるかもしれません。
(しかし、それは同時に大きな犠牲も出すことになるので、望むことではないと思いますが)
恐らく、数年以内には自民党が与党から離れて民主党が与党になるのか、それともバラけて新しい政党が与党になるのか。
とにかく、新しい日本にこそ自分は期待します。

ただ、残念ながら本書で紹介されてる「金融政策」は少しいただけないかも。
市場に流れるお金の量を変えた程度で今の不況が回避できるとは到底思えない。
値上がりする前の長期のデフレも少し前までのインフレも構造的・グローバル的問題であって一国でどうにかする問題ではないはず。
それより、日本の経済政策をもっと今の状況に照らし合わせたものにどんどん変更する政策を取るべきでしょう。
未だに「長期経済成長時代」を引きずってるようでは終わりです。
知らない人も多いかと思いますが、現代の代表的産業「IT」で中枢をなす「検索」機能も日本の法律に照らしあわすと「違法」になるんだとか。
だから検索エンジンは基本的に国外のサーバーを使用するらしいです。
どんだけ送れてんだ、この国は…。


ちなみに、自分は読んでないですが

という新書がでているので、上の分厚いのがしんどい方はお勧めします。
でも上の3冊はほんとにお勧めなので「さらば財務省」をとにかく1度読んでみてほしいです!


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