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2009.01.09 (Fri)

事実と向き合う

「投資信託やら株式投資やらは実体経済を無視したマネーゲームだ、株で儲けようなんて間違ってる」

「会社が株主の物なんてありえない!M&Aなんてありえない!働いてる我々労働者こそ会社主である」

この2点は同じような方向性の思考をもった人達が言っていると思うんですが、実は完全に矛盾しています。
まず会社で働く人には2種類います。
雇用する側とされる側ですね。
そして、もちろん大半の人々が雇用される側にいるわけです。
それは会社で働いている人なら誰でもわかると思いますが、雇用する側とされる側では圧倒的に立場が違います。
当然ですが、雇用する側が雇用される側の会社における様々な活動に関する権利を握っているわけで逆は絶対にありえないのです。
この辺りはすんなり納得できるんじゃないでしょうか。
労働組合なんかがわかりやすい例ですが、どの会社も課長より下の役職の人が所属するのも上記のような理由からですね。
だから、例えば役員が自分の椅子を守るために会社にとって不利な選択でも保身のために選択してしまう場面があったとして、それに対して多くの場合は雇用される側にそれを変えるほどの力はないでしょう。
それこそよほどの勇気を振り絞って行動しなければなりません。
しかし、株主にはそれが出来ます。
株主は会社にとって利益が出るかどうかで判断するのであって、役員の利益を考えてはいません。
なので、もい会社にとってよくない役員がいれば交代させるなど強力な権限を発動します。

さて、ここで少し見えてきたと思うんですが会社がそこで働く人のものだと困るのは実は雇用される側なんですよね。
株主とはつまり会社の外部監査機関であり、雇用する側の能力不足を補う役割もするわけです。
さらに、90年代後半、日本が金融危機にあったとき、ハゲタカと呼ばれる外資がやってきて会社をのっとったというイメージがありますが、古い体質を改善し、会社を改善し、立て直したという例もあります。
はっきり言うとM&Aなので会社名が変わったり役員が変わっても雇用される側には何も問題ないはずで感情的に反抗するとむしろ損です。
また、M&Aもマスコミが取り上げるような「敵対的買収」なんてのはかなり少数で、実際には友好的なものが多いのです。
M&Aは雇用する側が恐れるもので、雇用される側は歓迎するものなんじゃないでしょうか?
そういう意味では「会社が株主のものであり、会社がM&Aにより売り買いされるもの」という事実は子よされる側には対して問題にならないように感じます。

もちろんいいことばかりではありません。
株主は株価上昇という1点で行動するため、会社再建のためのリストラも歓迎するでしょう。
リストラは雇用される側にとって最大の恐怖かもしれません。
また、会社は株主に還元するため、社員の給料を上げるのは容易ではありません。
恐らく「給料上げるなら株主に還元しろ」というのが一般的な主張になるでしょう。

これらを鑑みてもやはり最初に書いた2点はむしろ反対であることがわかります。
もちろんちょろっと書いたデメリット以上に雇用される側に不利な働きがある場合もあるでしょう。
しかし、大切なのは「事実」であり、この「事実」をいかに活かしていくかが重要だと思いす。
自分もしがない「雇用される側」ですが、会社の愚痴をいい、社会の愚痴を言うよりは、事実をしっかりと見つめ、それをポジティブに捉えることを考えて仕事と向き合っていきます。
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