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2008.09.07 (Sun)

総裁選と株式会社

ちょっとお堅い話から。
少し前の話ですが福田さんが首相をやめて、総裁選が行われますね。
これが突然か予想通りかはさておき、候補者は5人います。
麻生太郎幹事長、石破茂前防衛相、石原伸晃元政調会長、小池百合子元防衛相、与謝野馨経済財政担当相。
それぞれ政策が違いますが、ここでは「増税派」と「上げ潮派」についてのみピックアップしてみたいと思います。
実はどちらも最終的には増税を狙ったものではあるのですが、「増税派」は直接的に税金を上げることで税収を上げる、「上げ潮派」はまず景気を上昇させ、経済の成長を目指し、それによる税収アップを図るものです。
全員の細かな政策は把握してませんが、今回の候補者でバリバリの増税派が麻生太郎氏、上げ潮派が中川秀直氏の流れをくむ小池百合子氏です。
ここで世論では麻生氏の人気が高いみたいで、マンガ好きだったのが秋葉系にうけて現実世界だけでなくネットとかで支持されてるみたいですね。
ここで皮肉なのが、麻生氏がやろうとしてる経済政策はむしろそういう人達にとって痛い目をみるはずだってことです。
麻生氏のやろうとしてるバラマキ政策により(本人はバラマキではないと否定してますが)生産性の低い産業が居座り続け、新しい産業・サービスへ人が流れず仕事も生まれないという現象がこれまでどおり維持されれば痛い目をみるのは明らかに若い人です。
バラマキは90年代に失敗したことがとっくにわかってるし、アメリカのサブプライム問題なんかは日本のバブル後の対策の不味さを反面教師にして政策決定してる始末。
もう70・80年代と現代では日本経済のあり方そのものが全然違ってることに気付いてない(または気付いてるけど票がとれる)。
でも若い人の投票率は低いし、マンガ好きってだったりしてなんか親しみあるってな理由でほいほい支持しちゃうから政策に掲げても票がもらえるんでしょうね。

だから自分としては麻生太郎氏、与謝野馨氏はありえません。
安保政策を中心に掲げてる石破はもっとありえません。

じゃあ石原氏と小池氏はどちらがいいだろう。
石原氏の政策を調べたけど増税派でも上げ潮派でもなくまだよくわからんです。
だから小池氏が日本の経済政策のあり方を変えてくれるほうに期待します。

でも結局麻生氏か与謝野氏になるんだろうなぁ。



んでちょうど経済について書いたのでそれについて。
みなさん「株式会社」は誰のものだと思います?社長?役員?従業員?株主?
もちろん感情をいれなきゃ株主ですよね。
でも大概の人はこの考え方に抵抗感があって、やっぱり働いてる人のものだろうとか、従業員は雇われの身だから社長・役員のものかなとか考えたりするんじゃないでしょうか。
自分も感情的にやはり従業員のものだろうと考えてました。
でもこの考え方は勉強していくにつれけっこうむちゃくちゃな考え方だとわかってきました。
僕らの生きる資本主義社会は自分でお金を出して買ったものは自分の物だとういのは大原則です。
例えばあなたの大事なもの(お金で買ったもの)を想像してみてください。
自分ならサックスになりますが、当然自分が買ったものなので所有権は自分にあります。
しかし、上記の考え方は、サックス職人さんが突然「これは俺が丹精こめて作ったものなんだからたとえお前が使ってても俺のもんなんだ」と言ってるようなものです。
まぁこのちょっと強引な例は置いておくにしてもとにかく「株式会社は株主のもの」という考え方をしらないと痛い目に合うということがわかってきました。
なぜならどんなに感情的に従業員のものだと思ってても事実株主のものなので会社の方向性としてはやはりそのバイアスがかかります。
利益は株主に還元され、従業員がむやみやたらに給料をもらえることは絶対にないのです。
そしてこの方向性は経済の本によると90年代後半に強まり、規制緩和などでその流れが強まっています。
これはグローバルな変化なので日本だけ逆らうのは不可能で、グローバル化を否定することそのものはまったく無意味です。
じゃあ従業員はどうするかとういと、会社に奉仕するという昔の感覚は捨てて、ここで初めて「資産運用」という考え方を使わざるを得なくなります。
やれ「株」だ「証券」だというと拝金主義だ、なんて言われますがそうではなく個人を守るための手段になるということです。
そう考えると今までやってきたのは甘い幻想で、これからの時代が西欧が生み出した本当の「資本主義」を味わう時代になってきたということでしょう。
なんだか怖い気もしてきますが、メリットもあるでしょう。
役員による個人的利益追求の阻止、経済の流動性が増加、それにともない人材の流動性が増加、などなど…。
簡単に言うとグローバル化はもう国が「ゆりかごから墓場まで」なんていうユートピアは通じず自らの力で生き抜いていく、そういう時代になるということです。
もう経済は1国だけでみてどうこうできる時代ではなくなってしまったので、高度経済成長期に生まれず、今の時代に生まれた宿命として個人が考えて生きていく時代へと突入したことを頭にいれて判断しなければならないということだと思います。


上記のようなことを書くと暗い未来しか創造できないと思われるでしょうが、こういう状況で役に立つのがボランティア・NPO・NGOであり、前に紹介したソーシャルベンチャーなのです!
アメリカはイメージ的に拝金主義的な経済をイメージしがちですが、それと同時にボランティア等の活動も旺盛らしいです(想像ですがキリスト教の影響があるんじゃないでしょうか)。
ソーシャルベンチャーの活動においても断然アメリカが精力的とのことで、冷たい社会の側面をみせつつ、非常に温かい側面も持っています。
日本ではボランティアをやりたいけどなんだか恥ずかしいなとか、あんなのは偽善だなどという思いが先行してるように感じますがそれではいかんということになります。
これからの社会は経済・福祉等いろいろ含めて必要なものは自ら作っていくというある意味しんどい、ある意味やりがいのある世界になっていくのでしょうか。




全然話がそれますが、昨日は初家飲みができてとっても楽しかったです。
そして今日の「篤姫」も感動しました。
いつも有馬新七は血気の多いやつだなと思ってみてましたが、まさかあそこまで深い思いと覚悟があるとは…自分が情けないです…。
もちろん武士の生き方は今の時代にできませんが、憧れだけはあります。
俺は生まれる時代を間違えたんじゃないだろうか…などと狂ったことを思ったりもします。
でも今の時代には今の生き方があるはずなので、絶えず探っていきたいです。
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22:25  |  社会・政治  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

★増税派

麻生氏は減税を主張してるので増税派ではありませんね。増税派は与謝野氏です。
全く反対なことが書かれていたので気になりました。
すとれんじゃあ |  2008年09月08日(月) 02:23 | URL 【コメント編集】

ご指摘ありがとうございます。
もう一度整理してみたらその通りですね。
時間ができたら文章練り直してアップします。

しっかりとした批判のコメントがあって嬉しいのでついでに質問してもいいですか?
「バラマキ」についてはどうですか?これも誤りでしょうか?
てっし |  2008年09月08日(月) 22:36 | URL 【コメント編集】

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