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2006.11.02 (Thu)

利己的な遺伝子

久々に本の話です。
遺伝子を勉強している身として一度読んでおきたいと思ってたのがこの本、リチャード・ドーキンス著「利己的な遺伝子」。
簡単に説明すると我々生き物全てはあくまで遺伝子の「乗り物」であって利己的な存在である遺伝子を繁栄させるために存在するプログラムされた存在である、っていう内容です。
ダーウィンの考え方を遺伝子という観点で捉えなおしたともいえるでしょう。
一応科学の話なのでじゃあ心をどうやって説明するんだ!とか否定しないで下さいね。

でもこの本は30年も前に書かれたとは思えないほど今読んでも刺激的な内容です。
通常の生物学では生き物の行動を生物本体に焦点を当てて考えていきますが、遺伝子に焦点をあて遺伝子にとってメリットデメリット(ここでいうメリットは自分の遺伝子を残すこと)を考えるとさまざまなことに説明ができるんです。
蟻の行動とかもまるで女王蟻が1番偉そうですが遺伝子本体に焦点を当てるとむしろ女王蟻こそ奴隷であり遺伝子を次世代に残すために子供生産機械としてみることができます(理由は難しいので省略しますが計算により導かれる)。

もっと一般的な話にするとなんで女性が「かわいこぶる」のかとか男性が浮気してしまうのかも説明できてしまいます。
だからって男が浮気するのは遺伝子のせいだ!とか言ったら「それはお前の倫理観の問題だ」と言ってあげましょう。
でも男女間の性おける考え方の差異が生じるのは遺伝子の残し方に差異があるんだから当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
つまりそれぞれ自分の遺伝子を残す戦略がまったく違うんだからそれは違う生き物として見れるのではないのかな?(これは自分の意見です)。

専門的な話から俗っぽい話までさまざまなことを「利己的な遺伝子」という観点から説明する面白い本でした。





あとそれと一緒に「遺伝子は35億年の夢を見る」という本も読みました。
もう題名にひかれたって感じです。
内容は中立論について書いてあるだけなのでパッと読めたしなかなか面白く読めました。
でもそれ以上に表現がかっこいいですよ。
なかなかこのタイトルはつけれないですよね。
著者のセンスを感じます。


読んでる本からわかると思いますが自分は進化に関する話にすごい興味があるんです。
ほんと生命って不思議で満ち溢れてますね。
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