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2006.07.31 (Mon)

プロの仕事

この前の夜にある番組を見ました。
けっこう感銘を受けたので紹介します。

その番組では名前は忘れましたが車専門のデザイナーをしている人を紹介しその人のプロとして仕事を見ていくというものです。
彼は若いころアメリカの大学に行きましたがそこは本当に厳しく徹夜で書いたデザインを目の前で破り捨てられ足で踏まれたこともあったそうです。
その時代はまだ色濃く差別があるらしく、直接「お前みたいな外国人がいるせいでアメリカ人の仕事が減るんだ」みたいなことを言われた時はさすがにこたえたそうです。
その後会社に就職してからも厳しい競争の下に置かれ、デザイン選考の際は常にコンピ方式(複数のデザイナーで案を出し合いそのうち1つしか採用しない競争方式)のため不採用の日々が続いたそうです。
それでもデザインを毎日ひたすら書き続け、その結果そのデザインが評判となり出世していきました。
そうした流れで管理職を任されるようになったので自分は部下をあんなつらい競争下に置きたくないと考えそれぞれ自由にやらせました。
そのため和気あいあいとした様子でとても和やかな人間関係を築いたそうです。
しかし自分の心を動かすようなデザインはでてこない。
当然その部門の成績も落ちついに部下を9人解雇するよう命令が出たそうです。

そして彼は気づきました。
「衝突こそが本物を生む」
そして優しくすることが逆に部下をクビへと追いやったと。

そして現在ではかなり厳しい上司となっています。
常にコンピ方式をとり出てきた案をみなの前で真っ向から否定する。
それも徹底的に。
今彼はイタリアの超名門カーデザイン会社にいて、当然そこにいるデザイナーも一流揃いです。
みなプライドが高く常に競い合っています。
その中で今回焦点に当てられたのは芸大をトップで卒業した若者。
彼はこの若者の詰めの甘さ、最後の最後まで練り上げることをしないことを危惧していました。
もちろんそこには自分はトップで卒業し並々ならぬ自信とプライドが原因になっています。
そこで彼は徹底的に出してきた案を叩きます。
そこで若者はまた考え案を出しますがまた叩かれます。
まだ若者には原因が見えてなかったのです。
そこで2人きりになり直接指導しました。
スポーツカーに必要な空気の流れを生むフォルムなどなど…。
彼の指導での厳しい一言に「俺のためにデザインするのではなく自分のためにデザインするのではなくクライアントの求めるデザインをしろ」というものがあります。
そこで徹底的に鍛えられた若者は最終選考の2つに残りましたが選ばれることはありませんでした。
しかし選考に落ちても1人で模型をさわりながらどうして落ちたかを必死で考えています。
それは明らかに今までの若者とは違う姿でありプロになった証だと思います。
若者は今まではプライドが邪魔して最後まで考え抜く気持ちがなかったが今は悩みだしている。葛藤があることが第1歩で悩みだしたらむしろ問題ないと彼は言いました。

「逆境こそ成長を生む」
。とても力強い言葉だと思います。

最後に彼はプロとは何ですかという質問にこう答えました。

「プロというのは明日のために、そして人のために、明日の人のために仕事が出来る人である」
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