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日本の「安心」は、なぜ消えたのか
2008/09/15(Mon)
まずはお詫びを…
前回の日記ですがおもいきり間違ってました…。
バリバリの「増税派」は麻生氏ではなく与謝野氏でしたね…。
ただ麻生氏がバラマキ政策ってのは間違っていないと思うので論理の展開は間違いないとは思ってますが…。
素直にすみません…m(_ _)m
なにか間違いがあれば素直に受け止めたいと思ってるのでバシバシ指摘してくださいね。



では本題に
今週は3連休で今日も少し夜更かしできるので日記を書こうかと思います。
ちょっといろいろあったのでそれはまとめて明日か明後日にでも書こうと思いますが、今回は本の紹介です。
本はタイトルにもある「日本の「安心」はなぜ、消えたのか」です。

Amazonより内容転載
http://www.amazon.co.jp/日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点-山岸-俊男/dp/4797671726
偽装国家ニッポン!?
いつからこの国は「嘘つき」だらけになってしまったのか?
その驚くべき真相を最新の心理学が鋭く解き明かす!

●構造改革が「安心社会」を崩壊させた
●日本人とは「人を見たら泥棒と思え」と考える人々だった
●「渡る世間に鬼はない」と楽天的に考えるアメリカ人たち
●実は日本人は集団行動よりも一匹狼のほうがずっと好き
●「心の教育」をやればやるほど、利己主義者の天国ができる
●いじめを深刻化させる本当の原因は「傍観者」にあり
●なぜ日本の若者たちは空気を読みたがるのか
●どうして日本の企業は消費者に嘘をついてしまうのか
●武士道精神こそが信頼関係を破壊する
                   ~本書の内容から~

出版社からのコメント
第一章 「心がけ」では何も変わらない!
第二章 「日本人らしさ」という幻想
第三章 日本人の正体は「個人主義者」だった!?
第四章 日本人は正直者か?
第五章 なぜ、日本の企業は嘘をつくのか
第六章 信じる者はトクをする?
第七章 なぜ若者たちは空気を読むのか
第八章 「臨界質量」が、いじめを解決する
第九章 信頼社会の作り方
第十章 武士道精神が日本のモラルを破壊する


今まで経済系の本をみると日本は90年代後半に変化したという考えに多く出会いましたが、この本ではそれを社会心理学の立場から述べられたものです。
そしてこの本は非常にわかりやすくそれらをまとめてあるんです。
ずっとくすぶっていた社会に対する違和感を見事に解決してくれています!
キーワードになるのが「安心社会」と「信頼社会」で、「安心社会」は典型的ないままでの日本社会、つまり武士道的なものであり、「信頼社会」はアメリカや西欧社会で、つまり商人道的なもの(日本で言うところの松下幸之助や本田宗一郎の考え)。
現在日本で起きている問題は、この「安心社会」から「信頼社会」へと日本が変わろうとしているのに「安心社会」を引きずるせいで起きていることがわかります。
この2つの社会を無理に混在させると「すくいがたい腐敗」が起きる可能性をはらんでおり、著者は日本がすでにその「すくいがたい腐敗」が始まっているのではないかと危惧しています。

この本、ほんとお勧めです!!!
難しい内容を平易にまとめてあるので読みやすいと思うし、何よりこの変化に気付けないとえらいことになるんじゃなかろうか…という危機感もあります。
この考え方は小・中・高・大学全てで教えたほうがいいんじゃなかろうか。
何度も言いますがほんとにお勧めなんで是非読んで見てください!



あとその他最近読んだもので面白かった本の感想をいくつか載せます。


前に紹介したシリーズ、「こころ」、「人間失格」、「地獄変」(地獄変は芥川龍之介なので短編集)を読んでみました。
小説はむしろ読みなれてないんですが、この中で面白いのはやっぱ「こころ」でしょうか。
はっきり言って「先生」の弱さは自分もよくわかります…。
ただ、それでも自分が同じ立場になったとき「K」に自分の思いを伝えられる、そいういう人になりたいです。
最後の2人の書評の違いが面白くて、男性と女性ではこの本を読む感想が大分変わるんだなと思いました。
なんとなく残された女性がかわいそうだなと思ってた自分はまだまだ青いなということです…。
「人間失格」は読んでて腹立ってきたので感想はなし!
芥川龍之介は「地獄変」の展開に予想はできたもののビビリました…。


死ぬほど珍しいジャンルも読んでみました。
「ベスト・パートナーになるために」〜男は火星から、女は金星からやってきた〜
男と女の考え方の違いを非常にわかりやすく説明してくれてる本です。
この本の説明の中で、過去にほぼまるまる同じやりとりした状況がいくつかあって腰抜かしました…。
つまり典型的な男と女のやりとりしてたみたです。
どうも自分は少しは昔より女性の気持ちがわかるとのぼせ上がってたようですね…。
たぶん彼氏としてはダメダメだったことがよくわかりました…。
それと同時に相手も自分のことを全く理解していないんだなということもよくわかりました。
けっこう前に「男がバカなのか、俺がバカなのか」なんて曲がありましたが、この本を読んでわかったのが「俺がバカだったし、君もバカだった」ということです。


「リクルート「創刊男」の大ヒット発想術」
これは特に後半読んでて興奮しました。
リクルートは今やかなりの大手ですが昔はあくまでいろんな会社の1つだっと思います。
そんな会社から出した雑誌というメディアが日本を変えていく様はかなり心揺さぶられるものでした。
例えば女性向け就職情報誌「とらばーゆ」により女性むけに営業職が募集されるという、昔においてはある意味大事件がおきたわけです。
情報誌に載せる会社側はかなり渋っていたようですが、人手不足もあって「じゃあ試しに募集してみよう」と軽い気持ちで載せたところ応募は一気に3ケタ代。
それでも初めての出来事なので2人だけ採用したらその2人は経験豊富な男性社員を抜いてトップの成績をたたき出したそうです。
また旅行情報誌「エイビーロード」では様々な旅行を情報誌に載せた。
すると大手旅行会社からこぞって批判があり、なかには名刺を配るとその場で破られたことも…。
その原因は旅行プランの値段に大手の中で談合された値段設定があり、それを下回る旅行・ツアーがエイビーロードに載っていたためだとか。
しかし数年後、その業界談合価格撤廃がきまり、大手からこぞって掲載依頼が来たそうな。
ここで面白いのはその談合価格を下回るツアーを載せた会社は今や有名「HIS」だというから世の中わからないもんです。
なんだか「プロジェクトX」のノリでこの本読んでるとかなり熱くなるし、ここで紹介してない発想術も非常にためになります。
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雨の日も、晴れ男
2008/07/05(Sat)
数年ぶりくらいに普通の小説ものを読みました。
なんで読んだかとういと完全なインスピレーションで、本が読んでくれといったように感じたからです。
ウソです、理由は自分でもよくわかりません。
この「雨の日も、晴れ男」は全く自分と対極にいるような男が主人公で、どんな災厄がこようと常にポジティブに生きていく人間の話です。
ほんとあっという間に読めて、笑いあり、最後はほんと泣けてきてとても気持ちのいい読後感を味わえました。
いつもビジネス書や専門書ばかりなので、これを機にこれからは少しは小説も読もうかな。

そういえば最近うちの「ダンボール家具シリーズ」のなかでも「ダンボール本棚」がいっぱいになってきてしまった…。
休みのたびに本屋行ってたらそうなるわな(っといっても大半はamazonで買ってるんですが)。
洗濯機の次に買うべき家具は本棚やな…。
ちなみに今日も本屋によってたんですが、前から面白いなと思ってた「B型 自分の説明書」シリーズに血液型別のがでてました。
んで「A型獅子座」を読んでたら気持ち悪いくらいあたってました…。
一応理系人間として血液型や星座による性格判断は信じてませんが(確か心理学実験で関係ないことが示されてた)それでも気持ち悪いくらい当たってました。
う〜ん、しょうもないな自分…。

本の話に戻りますが、ちょうど自分にも最近嫌なことが続いてたんですよね。
1つ1つはたいしたことないんですが連続でくると嫌なモンです。
そのどれもが自分自身の人としての小ささを感じさせるようなもので…なんだかブルーな日々が続いてたんです。
でも、昔とは違って気持ちのコントロールができるというか、前向きな方向に自分でもっていくことができるようになったのでそんなにひっぱらずに完全復調です!
でも、それってやっぱりあくまでコントロールっていう表面的なものなんですよね〜。
それでいいと思っていましたが、本当の意味でのポジティブさはこの本に出てくるような男のことを指してんだろうなと思いました。
要は自分のこと考えてる時点でまだまだ半人前ってことです。
う〜ん、先は長いなぁ。



話は全然変わりますが、もうすぐ社会人にとって数少ない長期休暇の1つであるお盆がやってきますね!
っといっても自分の会社の場合、初年度は若干短めですが…それでも長期休暇!
どうしようかと考えてましたが、今まで行きたいと思っても行ってなかった沖縄へ1人旅しようと計画してます。
こういう一番込むシーズンに行くことはないので、たぶん早めに予約しないといけないから急がないといけないですね。
8月は(計画通りに行けば)沖縄や東京にも行くこととなると思うので今から楽しみだな〜。
それを糧に頑張ろ〜っと!


ちなみに7月の3連休に用事があって岐阜に帰るので時間がある方飲みましょう!
って言ってもどうやら大学はテストシーズンみたいですが…。
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推薦書
2008/05/06(Tue)
せっかく日記が自由に書けるので今日も書いてしまいます!

今日のお題は本について。
近年に自分が読んで自分の価値観をぶっ壊してくれた本を紹介します。
と言っても内容にはそんなに言及しないんで自己満足な紹介です。

まずはこれ。

「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代」

これは話題になった前作「若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」の続編です。実はこの本に近い思い疑問をずっと思っていたのでその答えをこの2冊が出してくれたというところでしょうか。
今の格差は年功序列型の社会だからこそ起こるわけで、その格差をなくすため正規雇用を増やすのはむしろ逆効果だと説く筆者の考えに衝撃を受けると共に共感を覚えました。
今の日本に必要なのは価値観の多様性を受け入れることです。


次はこれ。

「ウェブは資本主義を超える」

これは前にも紹介した「池田信夫ブログ」をまとめられたもので、ウェブが現代にどういう影響をもたらし、それにより経済にどういう影響を与えるかを書いたものです。
さらにはそこから波及して新聞、テレビ、官僚組織の病理、ネット右翼現象、2ちゃんねるの匿名問題などにも言及してます。
とにかく自分の常識をぶち壊して欲しい人は必読です!
池田さんは他にも著書があるので今後読んでいく予定です。


次はこれ。

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」

これは前にも取り上げましたね。
今では2もでてそれも読みましたが、環境に対してある種盲目的になってきてる日本においては今でも貴重な本だと思います。
でもこれは捉え方が違うんじゃないかなと思う点がやっぱりいくつかあるんですが、その秘密は著者である武田さんのHPを見る事で解決できました。
正直言うとHPのコラムを全部読まなきゃわからないと思うんですが、ちょっと精神性が高尚過ぎるんです。
でも全員が仙人にはなれないので、なかなかあの観点は理解されないだろうなと思います、少なくとも俺は無理…。
科学の本と思わず、環境に関わる政治の本として読めば誤解せず読めるんじゃないかなというのが感想です。
でも現時点で環境に対して何が何でも守らなきゃ!っと思ってる人は一度読むべき本だと思います。
さらに最近は「環境問題のウソのウソ」なる反論本もでてます。
読んでみたけどどちらも本も環境に対する観点が違うから、どちらも本当でどちらもウソみたいなバランス感覚を必要としますね。
…あ〜環境って難しい…。


次はこいつ。

「まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか 」

この本は「偶然」というものについて語った本で、「運」と「実力」の違いを説いてくれます。
そしてこの本が一番ぶっ飛んでます!
なんてったって「科学的真理というのは科学者集団の主観的コンセンサスにすぎない」って言い切っちゃってますから…。
でもほんとにどんどん自分の価値観をぶっ壊してくれますよ!
実はまだ途中なんでこれからどんどん読み進めていきたいと思います。


もちろん上記したような本の内容が全て正しい!なんて思ってないので気をつけて読んでくださいね。
ただ、頭の中の「バカの壁」を取っ払うには非常に役立つ本だと思います。



最後に趣味の本

「生命 最初の30億年―地球に刻まれた進化の足跡」

これは完全に趣味の本なので上記で紹介した本とは全然違います。
自分が好きな進化論に関する話ですが、進化の話だとカンブリア紀の話だったりとか華やかな部分に眼がいきがちなところ、その前の段階に焦点を当てた本です。
とても丁寧に書き綴られた本だという印象なので進化論に興味のある方は是非お勧めします(でもなかなかハードですが)。
たぶんこういう視点で書かれた一般の本ってのはあんまりなかったんじゃないかな〜。


以上、自己満足な本紹介でした!!!
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
2007/08/18(Sat)
いまさらながらベストセラーとなった会計学の本を読んでみました。
ずっと気になってたんですがなんとなく読まずにいたところ、研究室の後輩がたまたま持ってたので借りて読んでみました。

この本、正直むちゃ面白い!
とくに会計を普段の生活に取り入れて説明してくれるからなおさらわかりやすいです。
むしろ、会計に関する知識が全く無いからこそ面白く読めたと思います。
会計とは、会社の経営にとって、そして個人の生活にとって、見えるお金の動きから見えない情報を正確に読むための技術だということがよくわかりました。
よくしらないですが、この「会計学」ってのは通常のサラリーマンは気にしないもんらしいですがそれはもったいないですね。
知っているのと知らないのでは雲泥の差だと思います。
特に最後の章の「数字のセンス」ってのは全ての人が意識するといいと思う。
研究者も今の時代こういうことを意識できないとダメだと思うので自分にとって重要な数字に対してのセンスを日々鍛えないとダメだなと感じさせた本です。

ちなみに「なぜさおだけ屋が潰れないか」は非常に納得のいく説明でしたよ。
あっという間に読めるのでお勧めです!!
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晴耕雨読
2007/06/25(Mon)
昨日はせっかくの休日なのに一日雨でしたね。
今月唯一の1日オフだったのでこの日は誰か誘ってドライブにでも行ってストレス発散しようかと思ってたに残念です…。
でも1日家に篭るのもなんなので本屋とかいろいろめぐってました。
その中でなかなか衝撃的な内容の本があったので紹介します。

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」

この本では昨今非常に問題となっている環境問題における様々なウソを示した本です。
自分自身環境系の研究室にいるのでそれなりに知ってるつもりでしたが驚くべき事実が多く非常に反省です…。
スーパーの袋をもらわないことや電気をこまめに消しても意味無いことくらはしってましたが実態はそれを超えるものでした。
こうしたことに関してあいまいな知識のままの人が多いと思うので一度整理するのに活用してください。

適当なものをピックアップすると
・リサイクルは意味がない
 −むしろすればするほど資源に無駄が出る…。それにも関わらずこの流れが止まらないのは国がウソをついてるから。

・ダイオキシンはたいして毒性がない
 −科学がマスコミに負けたんです…。

・地球温暖化に関わるウソ
 −北極の氷が溶けて海水面が上昇する、森林が二酸化炭素を吸収してくれる、クリーンな水素自動車、京都議定書の意義などなど全部ウソ。

・環境問題の利権
 −とりあえずリサイクル業等が民から官へ移ったらおいしい利権があるとみていいのかも…。

・本当の環境問題
 −少なくとも日本においては「石油の枯渇」「食料不足」「日本の独特の美徳の喪失」が最大の環境問題ってとこ。


非常にサクッと書いたのでこれだけだと全部は伝わらないから是非本読んで欲しいですね。
もちろんこの本のすべてが事実かは怪しいですがデータとして示されると理系としては非常に説得力がある、少なくともマスコミとかよりは。
読んでてだいぶ不安になったけど大事なのは目先の「正義」を考えることじゃなく「事実」を考えることなんだなと感じました。
う〜ん、2030年以降が怖い…。
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