Aseptic Room:特定派遣の道標
バイオ系アウトソーシング研究者が語る世界観
2009.11.05 (Thu)
成果成果と呪文を唱えて今日も働く
あんまり感情的になってはいけないけど…やっぱり腹が立つかも。
基本給、成果反映が後退=8年前より15ポイント減−厚労省調査
厚生労働省は5日、全国の企業を対象にした2009年就労条件総合調査の結果を発表した。社員(管理職除く)の基本給を決める際に重視する主な要素(複数回答)として「業績・成果」を挙げた企業は46.6%にとどまり、01年の前回調査から15.7ポイントも減少した。
一方、今回初めて尋ねた賞与の決定基準は、「業績・成果」(58.9%)が「基本給」(32.5%)を大きく上回った。厚労省は「基本給は安定性が必要なため職務・職種を基本に考える一方、賞与に業績・成果を反映させる傾向が強まっている」とみている。
何が腹立つってニュースの内容ではありません。
ニュースのないよう自体は冷静に読めば決して成果主義が後退したわけではなく、成果主義の反映の仕方が基本給ではなく賞与により強く反映されたという内容です。
たぶん、これが「日本型成果主義」の1つの形であり、この先さらに変化をするであろう制度の過渡期なんじゃないかなと感じています。
じゃあ何が腹立つかって、いつものようにニュースにつくコメントです。
成果主義を散々煽ってやがった奴らは今頃どこで何やってんだろうね。
成果成果と呪文を唱える奴ほど使えなくて、粛々と仕事をこなす奴ほど使える法則。
ニュースの内容を全然理解していない上に、上っ面だけの批判には本当に腹が立つんです。
そもそも使える人材ってそこまで多くないから成果主義を心から喜べるのは一部の人間だけなんですよね。
それ自体はしょうがないことで、全員が非常に優秀だったらそもそも世界は現在のようではなかったでしょう。
じゃあ本質論は何かというと、「真面目に努力して成果を出した人が報われる社会にしなければならない」ってことだと思います。
年功序列でとりあえず成果出そうがそうでなかろうが、とりあえず年さえとればそれなりの給料が手に入る社会、それが本当に首相風に表現すると「友愛社会」なのか?ということです。
一定のルールのもと、頑張って成果をだしたら必ずそれに答える社会、それこそよほど温かい社会だと思うのですがどうでしょうか?
ありそうな反論としては「ズルして成果をだすやつもいる」と考えるかもしれませんが、それはルールが悪いわけであってシステムを変えればいいんです。
もちろん、どこまでいっても完璧なシステムなんてないだろうか抜け道があるとは思いますが、本質を考えれば「適正なルールのもと互いが競い合う社会」は至極真っ当な社会であると思います。
それを言葉だけならべて「成果主義批判」をする人間はよほどいい人に見られたいか勘違いしているかどちらかでしょう。
ちょっときつめな文章になってしまいましたが、やはり上記のように思うわけです。
一生懸命働いて実際に成果を出したのに、突然国がある産業の保護を始めたせいで一気に逆転負けする社会とかやっぱり嫌なんですよ。
政治が行うのはなるべく平等に競争できるようなシステム作りであって、国作りではないと思います。
とりあえず、結局日本はより競争社会の色合いを強めていくことは間違いありません。
中国はもう背中にきており、世界における日本の存在感も日に日に薄くなっていく今日この頃。
無理やり目を覚ますことになるような惨事(財政破綻とか)が起きる前にしっかりと戦う準備をする時期に来ていると思います。
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基本給、成果反映が後退=8年前より15ポイント減−厚労省調査
厚生労働省は5日、全国の企業を対象にした2009年就労条件総合調査の結果を発表した。社員(管理職除く)の基本給を決める際に重視する主な要素(複数回答)として「業績・成果」を挙げた企業は46.6%にとどまり、01年の前回調査から15.7ポイントも減少した。
一方、今回初めて尋ねた賞与の決定基準は、「業績・成果」(58.9%)が「基本給」(32.5%)を大きく上回った。厚労省は「基本給は安定性が必要なため職務・職種を基本に考える一方、賞与に業績・成果を反映させる傾向が強まっている」とみている。
何が腹立つってニュースの内容ではありません。
ニュースのないよう自体は冷静に読めば決して成果主義が後退したわけではなく、成果主義の反映の仕方が基本給ではなく賞与により強く反映されたという内容です。
たぶん、これが「日本型成果主義」の1つの形であり、この先さらに変化をするであろう制度の過渡期なんじゃないかなと感じています。
じゃあ何が腹立つかって、いつものようにニュースにつくコメントです。
成果主義を散々煽ってやがった奴らは今頃どこで何やってんだろうね。
成果成果と呪文を唱える奴ほど使えなくて、粛々と仕事をこなす奴ほど使える法則。
ニュースの内容を全然理解していない上に、上っ面だけの批判には本当に腹が立つんです。
そもそも使える人材ってそこまで多くないから成果主義を心から喜べるのは一部の人間だけなんですよね。
それ自体はしょうがないことで、全員が非常に優秀だったらそもそも世界は現在のようではなかったでしょう。
じゃあ本質論は何かというと、「真面目に努力して成果を出した人が報われる社会にしなければならない」ってことだと思います。
年功序列でとりあえず成果出そうがそうでなかろうが、とりあえず年さえとればそれなりの給料が手に入る社会、それが本当に首相風に表現すると「友愛社会」なのか?ということです。
一定のルールのもと、頑張って成果をだしたら必ずそれに答える社会、それこそよほど温かい社会だと思うのですがどうでしょうか?
ありそうな反論としては「ズルして成果をだすやつもいる」と考えるかもしれませんが、それはルールが悪いわけであってシステムを変えればいいんです。
もちろん、どこまでいっても完璧なシステムなんてないだろうか抜け道があるとは思いますが、本質を考えれば「適正なルールのもと互いが競い合う社会」は至極真っ当な社会であると思います。
それを言葉だけならべて「成果主義批判」をする人間はよほどいい人に見られたいか勘違いしているかどちらかでしょう。
ちょっときつめな文章になってしまいましたが、やはり上記のように思うわけです。
一生懸命働いて実際に成果を出したのに、突然国がある産業の保護を始めたせいで一気に逆転負けする社会とかやっぱり嫌なんですよ。
政治が行うのはなるべく平等に競争できるようなシステム作りであって、国作りではないと思います。
とりあえず、結局日本はより競争社会の色合いを強めていくことは間違いありません。
中国はもう背中にきており、世界における日本の存在感も日に日に薄くなっていく今日この頃。
無理やり目を覚ますことになるような惨事(財政破綻とか)が起きる前にしっかりと戦う準備をする時期に来ていると思います。
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2009.11.03 (Tue)
アジの大群のような会社
漫画「ドラゴン桜」にはまったことはかつて書いたことがあります。
非常に内容が濃くて、このblogにてまとめようかと思っていたんですが挫折しました…。
要は「競争のなかで真面目に努力することが大事」ってことを言っています。
かなり端折ったまとめ方ですけどね。
本当、あの漫画を高校1年のときになぜ読まなかったのか(というかでていませんが)悔やまれてなりません。
自分が勉強に目覚めたのが中学1年の冬…だいぶ遅いですね。
なので基礎がしっかりしてないせいか中学時代はあまり点数は伸びなかったです。
理系らしく数学と理科だけで点数を稼いで後はボロボロってとこでしょうか。
んで、高校時代は勉強の仕方があってたのか一気に成績は伸びていきました。
でも英語ができるようになったぐらいで結局国語や社会は悪いままでしたね。
というか嫌いな科目は徹底的に勉強しなかったというか…あの頃は将来大学へ行く勉強の仕方をしてませんでしたから…。
好きな生物と数学の勉強を好きなように楽しんで、英語は何故かできるようになったんで8割とれれば十分で地理と国語は嫌いだからやらない!って子供か!と今の自分ならつっこみますね。
学歴は絶対あって困るものじゃないし、あればあるほど利用方法があるのであの頃の自分に読ませてやりたいもんです。
そして本題はドラゴン桜ではなく、ドラゴン桜外伝という位置づけの「エンゼルバンク」です。
ドラゴン桜が受験をテーマにしてるなら、エンゼルバンクは社会をテーマにしていると言っていいんじゃないでしょうか。
転職代理人という会社を舞台にして様々な問題、例えば転職・雇用・会社のシステムなどについて言及しています。
といっても色々学んだ今となっては?と思うことも多くありますが、それはそれで参考になります。
さて今回は最新刊である第8巻からとりあげます。
読んでいて一番興味深かったテーマが「どうやってリーダーに相応しいか選ぶ方法」です。
そしてそれは会議を見ていればわかるといいます。
自分の場合、単純なので登場人物と同じように「誰が仕切ってるとか意見を言うかで選ぶのかな?」と思いましたが違います。
なんだかわかりますか?折角なので少し考えてみてください。
ヒントは「無意識にしてしまう行動や発言に表れる」ということです。
正解は「自分の会社を「ウチの会社」というか、「この会社」というかの違い」です。
これってどういう意味かわかりますか?
これはつまり「当事者意識」をもっているかということです。
その具体的説明については漫画にゆずるとします。
この「当事者意識」を用いた人材の選別は非常に参考になりました。
そして、自分の今までのやり方は間違ってないんだなとまた1つ勇気をもらいました。
なぜなら、自分は昔から「うちの部活は…」「うちのサークルは…」「うちの会社は…」と言ってきたからです。
そして派遣先でさえ「うちは…」とまるで身内のように話しています。
これは派遣社員ならわかると思いますが、長く派遣先にいると本当にそこの一部になったかのような気分がするんです。
それはつまり「当事者意識」であり、あくまで主体的に自分が関わっていくという姿勢の表れの一部なんだと今回思いました。
派遣という仕事はその環境に長期間はいません。
特定派遣だと年単位がほとんどですが、それでも3年前後でしょう。
しかし、そうだからといってはなからそこを離れること前提で働いていたのでは仕事のパフォーマンスが確実に落ちます。
会社の問題を自分の問題のように捉えるから問題が解決するまで責任を持ってどこまでも粘る
(8巻より引用)
この姿勢が大事なんだと改めて学びました。
客観性ももちろん大事ですが、これはいくらでも学べることなのであくまで当事者意識が先だということです。
そしてある素敵な会社像も提案しています。
僕はね、会社をアジの大群みたいにしたいわけよ
アジの大群って一匹のリーダーが進む方向を決めてるわけではない
一匹一匹が自分で進む方向を決めている
それでも全体としてまとまりながらすすんでいく
それが僕の理想の会社さ!
誰かが敷いたレールに乗りたいやつはいらない
働くって自分で新しいレールを試行錯誤しながら敷くことなんだよ
まるで夢物語のようですが、いつか自分も自分で新しいレールを作ってみたいです。
そのためには今の与えられた環境を最大限に利用して成長していきたいと思います。
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非常に内容が濃くて、このblogにてまとめようかと思っていたんですが挫折しました…。
要は「競争のなかで真面目に努力することが大事」ってことを言っています。
かなり端折ったまとめ方ですけどね。
本当、あの漫画を高校1年のときになぜ読まなかったのか(というかでていませんが)悔やまれてなりません。
自分が勉強に目覚めたのが中学1年の冬…だいぶ遅いですね。
なので基礎がしっかりしてないせいか中学時代はあまり点数は伸びなかったです。
理系らしく数学と理科だけで点数を稼いで後はボロボロってとこでしょうか。
んで、高校時代は勉強の仕方があってたのか一気に成績は伸びていきました。
でも英語ができるようになったぐらいで結局国語や社会は悪いままでしたね。
というか嫌いな科目は徹底的に勉強しなかったというか…あの頃は将来大学へ行く勉強の仕方をしてませんでしたから…。
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学歴は絶対あって困るものじゃないし、あればあるほど利用方法があるのであの頃の自分に読ませてやりたいもんです。
そして本題はドラゴン桜ではなく、ドラゴン桜外伝という位置づけの「エンゼルバンク」です。
ドラゴン桜が受験をテーマにしてるなら、エンゼルバンクは社会をテーマにしていると言っていいんじゃないでしょうか。
転職代理人という会社を舞台にして様々な問題、例えば転職・雇用・会社のシステムなどについて言及しています。
といっても色々学んだ今となっては?と思うことも多くありますが、それはそれで参考になります。
さて今回は最新刊である第8巻からとりあげます。
読んでいて一番興味深かったテーマが「どうやってリーダーに相応しいか選ぶ方法」です。
そしてそれは会議を見ていればわかるといいます。
自分の場合、単純なので登場人物と同じように「誰が仕切ってるとか意見を言うかで選ぶのかな?」と思いましたが違います。
なんだかわかりますか?折角なので少し考えてみてください。
ヒントは「無意識にしてしまう行動や発言に表れる」ということです。
正解は「自分の会社を「ウチの会社」というか、「この会社」というかの違い」です。
これってどういう意味かわかりますか?
これはつまり「当事者意識」をもっているかということです。
その具体的説明については漫画にゆずるとします。
この「当事者意識」を用いた人材の選別は非常に参考になりました。
そして、自分の今までのやり方は間違ってないんだなとまた1つ勇気をもらいました。
なぜなら、自分は昔から「うちの部活は…」「うちのサークルは…」「うちの会社は…」と言ってきたからです。
そして派遣先でさえ「うちは…」とまるで身内のように話しています。
これは派遣社員ならわかると思いますが、長く派遣先にいると本当にそこの一部になったかのような気分がするんです。
それはつまり「当事者意識」であり、あくまで主体的に自分が関わっていくという姿勢の表れの一部なんだと今回思いました。
派遣という仕事はその環境に長期間はいません。
特定派遣だと年単位がほとんどですが、それでも3年前後でしょう。
しかし、そうだからといってはなからそこを離れること前提で働いていたのでは仕事のパフォーマンスが確実に落ちます。
会社の問題を自分の問題のように捉えるから問題が解決するまで責任を持ってどこまでも粘る
(8巻より引用)
この姿勢が大事なんだと改めて学びました。
客観性ももちろん大事ですが、これはいくらでも学べることなのであくまで当事者意識が先だということです。
そしてある素敵な会社像も提案しています。
僕はね、会社をアジの大群みたいにしたいわけよ
アジの大群って一匹のリーダーが進む方向を決めてるわけではない
一匹一匹が自分で進む方向を決めている
それでも全体としてまとまりながらすすんでいく
それが僕の理想の会社さ!
誰かが敷いたレールに乗りたいやつはいらない
働くって自分で新しいレールを試行錯誤しながら敷くことなんだよ
まるで夢物語のようですが、いつか自分も自分で新しいレールを作ってみたいです。
そのためには今の与えられた環境を最大限に利用して成長していきたいと思います。
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2009.10.31 (Sat)
積み上げてきた先には…
仕事の話です。
私がやっている特定派遣の研究職は自分の所属する会社に正社員として雇用されながら企業や大学・研究機関等に派遣されて働きます。
そして、もちろん自分の専門を生かすところで働ける!というわけでは実はありません。
当然自分の専門にバッチリあったところが、自分の待機期間(つまり前の派遣先が終了になり会社に戻ってきてる状態)に必ずあるとは限らないわけです。
というより完全にマッチするという状態はよほど運がないと無理ではないでしょうか。
バイオ系から化学系へ行ったり、その逆もあったりというのが頻繁に行われる業界です。
もちろんかなりの熟練者になればそうはならないかもしれませんが、若いうちは普通に行われます。
自分も最初行く予定だったところは完全な化学(有機合成)のメーカーでしたが景気が良かったということもあって無理言ってバイオ系にしてもらいました。
しかし、その化学メーカーは化学の世界では一流企業にはいるメーカーなのでそこで頑張っていればまた違った将来の開け方をしていたかもしれません。
なによりバイオより化学の方がツブシが効くというのは大きいでしょうね。
それはともかく、そういう業界においてとりえあず不況も乗り切ってバイオ系で働き続けていること自体は感謝しなければいけないなと思っていました。
でも最近ではさらに感謝しなければならない状態へと突入しつつあります。
それが何かというと「学会での発表」を行える可能性がでてきたということです。
研究職についたならやはり自分の成果をしっかりと形にして外にだすべきです。
メーカーならそれは「商品」という形で世に評価されますが、研究機関だとそうは行きません。
自分達の仕事を外に向けるためには、例えば「論文」だったり「学会」などを通じなければあくまで内部利用で終わります。
そして今やっている仕事は「研究機関」での仕事なのでそういったものから外にだすチャンスはないのかな…と思っていました。
何より今の研究室は「派遣社員」のみで構成された急造チームなのでなおさらそういうチャンスはないと思っていたのです。
しかし、最近では話が具体的になり最近は話し合い方向性も少しずつ決まってきました。
本当に、現在の素晴らしい環境をどう表現すればいいかわかりませんがとにかく「感謝」の一言につきます。
このような同じ環境にいながら愚痴をいう同僚がちょっと信じられません。
コツコツと積み上げてきたことが評価されたのか上司からの信頼も益々高まり、学会についてどうまとめるかを考えるよう任されました。
まさに感無量です。
ただし、これで喜んでいてはダメです。
社会人は結果が命、学会でどれほどインパクトのある発表ができるかは上記したことなんかよりもはるかに重要です。
「一生懸命頑張る」という言葉には一銭の価値もなく、「結果が出るまで頑張る」という精神が必要です。
学会で行われる発表も当然ピンキリで、正直若手の自分から見てもしょうもないものは多数あります。
それはもちろん学士・修士レベルでの発表も多いこともありますが、企業・国の研究機関でもやはりどうしようもないものはあります。
そういうレベルの発表ならいつでもできますが、そんな発表をしたら自分の「派遣社員」としての価値を下げるだけです。
学会で発表できる機会は大きなチャンスであるとともに評価が下がる可能性も秘めています。
特にうちのチームは後追いなので、自分達がやった研究のほとんどはすでに論文や学会ででているものなので非常に不利です。
しかし、今まで出したデータは分科会内部では非常に評価されているという話も聞いたのでなんとかキラリと光るデータをだして堂々とした発表を目指します!
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私がやっている特定派遣の研究職は自分の所属する会社に正社員として雇用されながら企業や大学・研究機関等に派遣されて働きます。
そして、もちろん自分の専門を生かすところで働ける!というわけでは実はありません。
当然自分の専門にバッチリあったところが、自分の待機期間(つまり前の派遣先が終了になり会社に戻ってきてる状態)に必ずあるとは限らないわけです。
というより完全にマッチするという状態はよほど運がないと無理ではないでしょうか。
バイオ系から化学系へ行ったり、その逆もあったりというのが頻繁に行われる業界です。
もちろんかなりの熟練者になればそうはならないかもしれませんが、若いうちは普通に行われます。
自分も最初行く予定だったところは完全な化学(有機合成)のメーカーでしたが景気が良かったということもあって無理言ってバイオ系にしてもらいました。
しかし、その化学メーカーは化学の世界では一流企業にはいるメーカーなのでそこで頑張っていればまた違った将来の開け方をしていたかもしれません。
なによりバイオより化学の方がツブシが効くというのは大きいでしょうね。
それはともかく、そういう業界においてとりえあず不況も乗り切ってバイオ系で働き続けていること自体は感謝しなければいけないなと思っていました。
でも最近ではさらに感謝しなければならない状態へと突入しつつあります。
それが何かというと「学会での発表」を行える可能性がでてきたということです。
研究職についたならやはり自分の成果をしっかりと形にして外にだすべきです。
メーカーならそれは「商品」という形で世に評価されますが、研究機関だとそうは行きません。
自分達の仕事を外に向けるためには、例えば「論文」だったり「学会」などを通じなければあくまで内部利用で終わります。
そして今やっている仕事は「研究機関」での仕事なのでそういったものから外にだすチャンスはないのかな…と思っていました。
何より今の研究室は「派遣社員」のみで構成された急造チームなのでなおさらそういうチャンスはないと思っていたのです。
しかし、最近では話が具体的になり最近は話し合い方向性も少しずつ決まってきました。
本当に、現在の素晴らしい環境をどう表現すればいいかわかりませんがとにかく「感謝」の一言につきます。
このような同じ環境にいながら愚痴をいう同僚がちょっと信じられません。
コツコツと積み上げてきたことが評価されたのか上司からの信頼も益々高まり、学会についてどうまとめるかを考えるよう任されました。
まさに感無量です。
ただし、これで喜んでいてはダメです。
社会人は結果が命、学会でどれほどインパクトのある発表ができるかは上記したことなんかよりもはるかに重要です。
「一生懸命頑張る」という言葉には一銭の価値もなく、「結果が出るまで頑張る」という精神が必要です。
学会で行われる発表も当然ピンキリで、正直若手の自分から見てもしょうもないものは多数あります。
それはもちろん学士・修士レベルでの発表も多いこともありますが、企業・国の研究機関でもやはりどうしようもないものはあります。
そういうレベルの発表ならいつでもできますが、そんな発表をしたら自分の「派遣社員」としての価値を下げるだけです。
学会で発表できる機会は大きなチャンスであるとともに評価が下がる可能性も秘めています。
特にうちのチームは後追いなので、自分達がやった研究のほとんどはすでに論文や学会ででているものなので非常に不利です。
しかし、今まで出したデータは分科会内部では非常に評価されているという話も聞いたのでなんとかキラリと光るデータをだして堂々とした発表を目指します!
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2009.10.27 (Tue)
「第4の権力」本領発揮!
雑誌や新聞にとってネットの普及はこんな形でも驚異になるんだな〜という一例。
年金制度だけ存続していても
今週号の東洋経済が厚労省のパンフレットな件
両方とも今週号の東洋経済が特集する年金問題についてバッサリと切っています。
しかも両方とも同じ指摘です。
「年金激震!」という特集をしている。ただし、その趣旨がもう一つ、よく分からない。もう少しはっきり言うと、厚生労働省の役人およびそのOBにだいぶ吹き込まれたのではないかという感じ。
今週号の週刊東洋経済が、まんま厚生労働省パンフか、某御用学者の本でも丸写しにしたような内容である。
というか、はっきりいうと、よくこれ出せたなというような間違い&誤解だらけだ。
しかも内容を読んでもらえればわかると思いますがどちらも感情的なものではなくしっかり理屈で反論しているから出版社はたまらないでしょう。
逆に新聞や雑誌は官僚から流れてくる「特ダネ」をゲットするために官僚からの情報を横流しする媒体なので、今回のような場合理屈が全然通っていません。
活字離れ!とか叫んでいる前に自分達の質を上げる努力をするのが先ではないでしょうか。
まぁネットも「活字」ですからそんなことを心配する必要は全くないんですけどね。
それにしても政権が代わって一番期待したのは「脱官僚」だったのになんだか全くその気配はありませんね。
郵政の社長しかり、あの会見でのしたり顔は「責任感」というものを一切感じませんでした。
ただ、違う見方をする人の意見では結局官僚を全て敵にすることは現実的ではない、ということも言えます。
なので、まず財務省を取り込んで、そこから他省庁の力をそぎ、最終的に「脱官僚」を目指している、という希望ある見方もできるそうです。
もしそうならすこしくらい遠回りしてもいいので「脱官僚」を目指して欲しいもんです。
そもそも日本の政治家に完全な政権運営能力があればとっくに脱官僚してるわけで、とにかく今のうちに力をつけていってもらうしかないでしょう。
といってもその希望は相当ハードルの高いものだと思いますが…。
とにかくこんな感じで識者のネットでの議論がもっと活発になればと思います。
ただ、期待してたアゴラも単発のエントリーは多いけどアゴラ参加者内での議論はなくなってしまったしもっとガンガンやってくれんかなぁ。
そのほうが読者も絶対勉強になるしね。
こういうフラットな場での議論がもっと盛んになれば「脱官僚」も夢ではないでしょう!!!
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年金制度だけ存続していても
今週号の東洋経済が厚労省のパンフレットな件
両方とも今週号の東洋経済が特集する年金問題についてバッサリと切っています。
しかも両方とも同じ指摘です。
「年金激震!」という特集をしている。ただし、その趣旨がもう一つ、よく分からない。もう少しはっきり言うと、厚生労働省の役人およびそのOBにだいぶ吹き込まれたのではないかという感じ。
今週号の週刊東洋経済が、まんま厚生労働省パンフか、某御用学者の本でも丸写しにしたような内容である。
というか、はっきりいうと、よくこれ出せたなというような間違い&誤解だらけだ。
しかも内容を読んでもらえればわかると思いますがどちらも感情的なものではなくしっかり理屈で反論しているから出版社はたまらないでしょう。
逆に新聞や雑誌は官僚から流れてくる「特ダネ」をゲットするために官僚からの情報を横流しする媒体なので、今回のような場合理屈が全然通っていません。
活字離れ!とか叫んでいる前に自分達の質を上げる努力をするのが先ではないでしょうか。
まぁネットも「活字」ですからそんなことを心配する必要は全くないんですけどね。
それにしても政権が代わって一番期待したのは「脱官僚」だったのになんだか全くその気配はありませんね。
郵政の社長しかり、あの会見でのしたり顔は「責任感」というものを一切感じませんでした。
ただ、違う見方をする人の意見では結局官僚を全て敵にすることは現実的ではない、ということも言えます。
なので、まず財務省を取り込んで、そこから他省庁の力をそぎ、最終的に「脱官僚」を目指している、という希望ある見方もできるそうです。
もしそうならすこしくらい遠回りしてもいいので「脱官僚」を目指して欲しいもんです。
そもそも日本の政治家に完全な政権運営能力があればとっくに脱官僚してるわけで、とにかく今のうちに力をつけていってもらうしかないでしょう。
といってもその希望は相当ハードルの高いものだと思いますが…。
とにかくこんな感じで識者のネットでの議論がもっと活発になればと思います。
ただ、期待してたアゴラも単発のエントリーは多いけどアゴラ参加者内での議論はなくなってしまったしもっとガンガンやってくれんかなぁ。
そのほうが読者も絶対勉強になるしね。
こういうフラットな場での議論がもっと盛んになれば「脱官僚」も夢ではないでしょう!!!
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2009.10.23 (Fri)
若者を村八分にする国
今日は自分の故郷である岐阜でちょっとスルーできないニュースがありました。
<岐阜県>職員の新規採用見送り…財政難で
岐阜県の古田肇知事は23日、2011年度から県職員(一般行政職)の新規採用を2〜3年間、見送る方針を明らかにした。また、自らの月額給与を10年度から3年間、3割程度削減する考えも示した。県は10年度から年間300億円以上の財源不足が生じる見込みで、厳しい財政事情を踏まえた措置と説明している。
岐阜県は少し前に「裏金問題」が発生して話題となりました。
その時の言い訳が「一部の五百万円について燃やしたり、ごみに混ぜて捨てた 」というなんともふざけたウソを全国に報道されて岐阜県民を全国のさらし者にしたりしました。
そんななかでの財政難と新規採用見送り。
正直、ふざけるな!と言いたいです。
こういう事態は行政だけでなく民間でも起きていますよね。
不況により新規採用を見送るなんて今年度はザラにあるんじゃないでしょうか。
かく言う自分の会社も今年は採用活動をしておらず来年度の新入社員はゼロのはずです。
そして何が問題かと言いたいかというと
自分達で招いた状況のツケを若者に押し付けるな!
ということです。
どんな会社でも業績が傾くのは既存の社員の責任です。
それが不況による全体的なものであってもそうでしょう。
なので例えば全社員の給料の1割をカットする、とか課長・部長・役員クラスのいわゆる「雇用する側」の給料を2割カットするなどの対応をするならわかります。
なのに、既存の社員にはボーナスの増減程度で終わり若者に一切チャンスを与えないなんてナンセンスです!
さらには新しい給料体制を新入社員にのみ適応して、年寄りは今までどおり年齢給で増加していくなどの対応は完全にふざけているとしかいいようがありません。
どう考えても長期的に見たら新しい戦力を取り入れて新陳代謝をしていかなければ会社の再生はないのにそこをカットしてどうすんだって話ですよ。
また、そういう年にたまたまあたった今の就活生は「運がない」というだけで新入社員になれるチャンスを失くし、日本という環境では大きなハンディキャップを背負わされます。
ましてや「教育職」ですよ。
そんなことをするのによく教育が語れるもんだなと思います。
もちろん教育職にも「組合」があるので、給料を下げるなんていったら一致団結して戦うんでしょうね。
「労働者の権利だ」と叫んで自分の目の前にいる若者の未来を摘んでることに気付かないなんてあきれるばかりです。
知事が給料を下げるのは素晴らしいことだと思いますが(当たり前だとは思いません、やはり決断がいることです)、真のリーダーなら全体に呼びかけてこそだと思います。
もちろん、そんなことをするのは相当高いレベルの行為なのでできないことを責めるのはなかなか厳しいかもしれませんが、そうするべきでしょう。
本当は何が問題なのか、常にそれを問い続けるべきです。
元来、「先生」というものにあまり良い印象をもっていないためちょっと感情的になってしまったでしょうか…。
しかし「たった1%の賃下げが99%を幸せにする」という本もあるように、もう少し苦しみを全体で薄める努力をすべきでしょう。
日本社会は常に「村八分」を作ることでその他全員の幸せを築こうとします。
今で言うところの派遣・非正規社員ですが、「若者」もそのジャンルにすでに入っているのでしょう。
日本にある本当の格差は「世代格差」だと言われていますが、国の膨らむ赤字でその差は加速度的に離れてきています。
民主党がそこにメスをいれられるかが未来の分かれ目になるのではないでしょうか。
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<岐阜県>職員の新規採用見送り…財政難で
岐阜県の古田肇知事は23日、2011年度から県職員(一般行政職)の新規採用を2〜3年間、見送る方針を明らかにした。また、自らの月額給与を10年度から3年間、3割程度削減する考えも示した。県は10年度から年間300億円以上の財源不足が生じる見込みで、厳しい財政事情を踏まえた措置と説明している。
岐阜県は少し前に「裏金問題」が発生して話題となりました。
その時の言い訳が「一部の五百万円について燃やしたり、ごみに混ぜて捨てた 」というなんともふざけたウソを全国に報道されて岐阜県民を全国のさらし者にしたりしました。
そんななかでの財政難と新規採用見送り。
正直、ふざけるな!と言いたいです。
こういう事態は行政だけでなく民間でも起きていますよね。
不況により新規採用を見送るなんて今年度はザラにあるんじゃないでしょうか。
かく言う自分の会社も今年は採用活動をしておらず来年度の新入社員はゼロのはずです。
そして何が問題かと言いたいかというと
自分達で招いた状況のツケを若者に押し付けるな!
ということです。
どんな会社でも業績が傾くのは既存の社員の責任です。
それが不況による全体的なものであってもそうでしょう。
なので例えば全社員の給料の1割をカットする、とか課長・部長・役員クラスのいわゆる「雇用する側」の給料を2割カットするなどの対応をするならわかります。
なのに、既存の社員にはボーナスの増減程度で終わり若者に一切チャンスを与えないなんてナンセンスです!
さらには新しい給料体制を新入社員にのみ適応して、年寄りは今までどおり年齢給で増加していくなどの対応は完全にふざけているとしかいいようがありません。
どう考えても長期的に見たら新しい戦力を取り入れて新陳代謝をしていかなければ会社の再生はないのにそこをカットしてどうすんだって話ですよ。
また、そういう年にたまたまあたった今の就活生は「運がない」というだけで新入社員になれるチャンスを失くし、日本という環境では大きなハンディキャップを背負わされます。
ましてや「教育職」ですよ。
そんなことをするのによく教育が語れるもんだなと思います。
もちろん教育職にも「組合」があるので、給料を下げるなんていったら一致団結して戦うんでしょうね。
「労働者の権利だ」と叫んで自分の目の前にいる若者の未来を摘んでることに気付かないなんてあきれるばかりです。
知事が給料を下げるのは素晴らしいことだと思いますが(当たり前だとは思いません、やはり決断がいることです)、真のリーダーなら全体に呼びかけてこそだと思います。
もちろん、そんなことをするのは相当高いレベルの行為なのでできないことを責めるのはなかなか厳しいかもしれませんが、そうするべきでしょう。
本当は何が問題なのか、常にそれを問い続けるべきです。
元来、「先生」というものにあまり良い印象をもっていないためちょっと感情的になってしまったでしょうか…。
しかし「たった1%の賃下げが99%を幸せにする」という本もあるように、もう少し苦しみを全体で薄める努力をすべきでしょう。
日本社会は常に「村八分」を作ることでその他全員の幸せを築こうとします。
今で言うところの派遣・非正規社員ですが、「若者」もそのジャンルにすでに入っているのでしょう。
日本にある本当の格差は「世代格差」だと言われていますが、国の膨らむ赤字でその差は加速度的に離れてきています。
民主党がそこにメスをいれられるかが未来の分かれ目になるのではないでしょうか。
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